テーマ:愛しき人へ(903)
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今も毎日、数輪だけ、あさがおが咲く。
大ぶりの白い花もあり、濃い青色、赤紫のものもある。 なかでも、白いものが光に透き通ってとてもきれいだ。 半月前までは、毎日盛大に花咲いていたことを思うと、季節が進んだのだろう。 9月下旬には、毎日30輪から多ければ50輪以上の花が競演していたというのに。 そして、あさがおの葉も今はほとんどない。 散ったのではなく、糞になったのだ。 もにょもにょと動き、旺盛な食欲であさがおの葉を食べていた「いもむし」。 青く、かわいらしさもあったのが、今では7,8cmにもなり、 茶色く変色し、皮膚は堅くなった。2匹いる。大きい。 おそらくは、後、数日くらいでさなぎになるのではないかと思う。 所用で半月ほど出かけるため、わたしは見ることが叶わない。 ベランダにおいたプランターには、毎年、秋の終わりに卵を産みに来る蝶がいる。 のだろうと思う。去年も同じころ、あさがおの葉をむしゃむしゃ食べている奴がいた。 家族で、朝、昼、晩と観察する。 「いる!」、「どこにいた。」 「いない!」、「どこへ行った?探せ!」 とうるさい。 もう終わったあさがおへの水遣りも、それなりに欠かさない。 我が家のあさがおの葉だけで、生きている輩に、配慮せねばならないからだ。 大辞林によれば、「うるさい」の意はやかましいが第一。 しかし、いやになるほどに、こまごまといきとどいている。という意味もある。 「れいのうるさきき御心とはおもへども、えさは申さで」〈源・夕顔〉 蝶は、その我が家の「うるさき様」を、知って産むのかと、聞いてみたいものだ。 そのチャンスは、来年の春か、秋か。。。 ときおり蝶の舞う我が家のベランダである。 「いもむし」も冬支度だ。 記:とらのこども ps プランターの土の中には、小さい甲虫の幼虫もたくさん住んでいる。 今はまだ卵。これは、チューリップを植えるときのお楽しみだ。 またまた、我が家はうるさくなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.26 10:41:40
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