テーマ:心のままに独り言(8844)
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トヨタ自動車の生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)は23日、仙
台市近郊に自動車組み立て工場を新設すると正式に発表した。10年中に相模原市の 本社工場を移転する計画。生産能力は本社工場とほぼ同じ、年12万台程度を想定し ている。トヨタグループの国内での新工場稼働は、93年の関東自動車工業岩手工場 (岩手県金ケ崎町)以来、17年ぶりとなる。 工場の移転先は、仙台市の北約20キロにある第2仙台北部中核工業団地(宮城県 大衡村)。近く宮城県と用地買収交渉に入る。トヨタの主力車種「カローラ」や「ラ ウム」、輸出向けの「ヤリス」などを生産する。 同工業団地は、関東自動車工業岩手工場や、ブレーキ関連部品などを生産するトヨ タ自動車東北(宮城県大和町)など関連工場に近く、生産・物流の効率化が期待でき ると判断した。 セントラル自動車本社工場は1960年の建設で老朽化が進んでいる上、市街地の ため工場の拡張が難しく大規模な増産に対応できなかった。トヨタは災害時などのリ スク軽減のため、グループの生産拠点の分散化を進めており、移転先を探していた。 毎日新聞より。 東北地域は、1970年代以降、東京およびその周辺部に広がる既存産業集積の外延化などによって、電気機械・情報通信機器、電子部品および精密機械を中心に立地が進み、これに関連した地域企業の創業を併せて、緩やかな産業集積が進展してきている。 このなかで、自動車関連産業は、1990年トヨタ系列の関東自動車工業・岩手工場が東北地域初の自動車組立一貫工場として立地したことや、いくつかの自動車部品メーカーが国内の生産拠点として強化したことなどから、近年、地域経済における重要性を高めており、今後、東北地域で多様なネットワーク形成による発展が期待されている。 しかし、東北地域は、自動車コンプレックスのような近接した関連産業の稠密な集積になっておらず、他地域に依存した産業構造になっています。こうしたことから、東北地域では、自動車組立工場は他地域から部品を調達する割合が大きく、一方、自動車部品製造企業は、その製品を自動車産業の集積地域などへ移出する割合が大きく、これが、輸送コストや生産性に加えて近接したものづくり現場での外部経済性を享受し難いといった環境を強いられる要因となっていた。 東北経済産業局のレポートより。問い合わせ先:東北経済産業局 企画・情報システム室 これから大きく変わりそうな予感ですね。東北自動車産業。 1993年に関東自動車工業が進出し、大物の部品会社も輸送費削減で進出している。 出荷規模はまだ2500億円規模。また現地調達比率はまだ35%、まさにこれから。 東海や、北関東、広島が老舗の産地ですが、北九州地区では1975年に初めて工場が できて後、今や100万台規模を超えています。(トヨタ・ダイハツ・日産が生産) 2004年の資料で、すでに出荷額は2兆円を超えた。 自動車産業とはやはりでかい。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.26 09:53:41
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