テーマ:英語のお勉強日記(8043)
カテゴリ:カテゴリ未分類
■「止まる」と「止める」■
「する」表現中心で行為主としての「主語」が必ずある、という英文法。その特殊性から 離れて、日本語そのものを見てみれば、そこに日本人の物の考え方が浮かび上がってくる。 その一つが、多くの自動詞と他動詞がペアとなっていること。 止まる(tom-ARU) / 止める(tom-ERU) 始まる(hajim-ARU) / 始める(hajim-ERU) 変わる(kaw-ARU) / 変える(kaw-ERU) 伝わる(tutaw-ARU) / 伝える(tutaw-ERU) 日本語の「止まる」も「止める」も、英語では"stop"であり、 同様に、「始まる」も「始める」も、英語では"start"である。 自動詞と他動詞がこれだけ豊かに、かつ体系的に揃っているのは、日本語の特長である。 英語は「する」表現中心だから、自分を止めようと、他者を止めようと同じ"stop"で、 自他の区別はあまり気にしないのだろう。逆に、日本語では「ある」と「する」を厳密に 区別する。 ローマ字表記だとよく分かるように、日本語の自動詞には「ある -ARU」が潜んでいる。 一説によると「ある」の語源は「生(あ)る」で、「生まれ出る」という意味である。 物事が自然に生まれ出る、あるいは、自ずからある状態になる、という事を尊ぶ日本人の 世界観が窺われる。 引用元:「ある」日本語と「する」英語 http://blog.mag2.com/m/log/0000000699/108960709.html なるほど~、面白い。 と思ったので、皆さんにご紹介します。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.03 16:17:33
|
|