テーマ:☆詩を書きましょう☆(8465)
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ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ 誰しも一度は口ずさんだことがあるでしょう、有名な童謡『ぞうさん』。 この歌には、こんなエピソードがあるそうです。 作詞者まどみちお氏は、戦後復員し、とある食品会社の守衛をしていました。乏しい給料の中から、 ある日7歳を迎える長男に、誕生日プレゼントを買ってやろうと思い立ちます。 二人連れ立って出かけていった先は、街のおもちゃ屋さん。 そこで長男が指差したものは『汽車』のプラモデルでした。しかし、正札を見ると、 当時のまどみちお氏の給料では、とても手が届かない高価なものでした。 親子はそれを、無言のうちに了解します。 父親は、息子にほしいものを買ってやれなかった不甲斐なさを 息子は、父親に無理な要求をしてしまった後悔を それぞれに感じ入りながら、動物園に向かったのでした。 そうして、生まれた詩が『ぞうさん』です。 しかしその当時、動物園には象はいませんでした。 にも拘わらず、悲しみを抱えた素朴な親子の目には、確かに象が見えたのです。見えたばかりか、心を通い合わせたのです。 ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ こうして見ると、この詩につまった優しさや温かさ、言い知れぬ哀切が感じられます。 『見えないものを見る目』とは、こういうことなのかなぁと思います。 今日は勤労感謝の日。 毎日、辛いこともしんどいことも、踏ん張って、家族のため自分のために社会のために頑張っていらっしゃる、全国のお父さん・お母さん、お疲れ様です・.。*・.。*(〃´∀`)・.。*・.。* なぜか一瞬にして、長文記事が消えてしまった哀切を、ひとり噛みしめるうさより^^; 以上の素敵なお話し。てくてくうささんに教えていただきました。 Honnete Homme 記事原文はこちらで~す!! 皆様もぜひご訪問ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.03 20:39:53
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