テーマ:本日のお勧め(386114)
カテゴリ:カテゴリ未分類
お空の上には、海の黒潮のような気流があってグングン流れている。
気流は自在のようでいて、制約を受けている。 空気にもかたまりがある。 ちいさいかたまりもあれば、それらを包含する大きいかたまりもある。 ちょうど国があり、人種があるようなものだ。 気流は、そうした空気のかたまりとかたまりの隙間を縫うように走る。 ときには、上空へそれ、時には南に避ける。 気流には、使命がある。 気流には、必然がある。 気流には、流れるのだという強い意志がある。 そのエネルギーが、気流の気流たる所以だ。 ちょうど今頃の季節。 ジェット君という気流は、ヒマラヤ上空から日本上空を流れる。 ヒマラヤの南側にある大岩壁が、太陽に熱せられ、上昇気流を作る。 そしてインド洋から湿った、温かい空気がグングンガンガン、 ヒマラヤへ行き、さらに上空へ上っていく。 かくして大量の水分が、東アジアに来る。梅雨になる。 ありがたいことだ。 もうすぐジェット気流は、北へ行く。 梅雨明け、夏本番である。 記:とらのこども お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.03 08:22:35
|
|