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■ある新人の女性タレントが「二流のタレントになりたい♪」と、
明石家さんまに言ったとき「二流のタレントってだれや?」と、 さんまが返したので「出川」とその女性タレントは答えました。 ■すると、さんまは「出川は一流や」と真顔で言いました。 これが分かるでしょうか。主役が一流だとは限りません。 大きな会社の社長の全部が全部、一流だとは限りません。 ■むしろ、派手なパフォーマンスで目立つ人間ほど、 それほど大した能力など兼ね備えてはおりません。 人として一流かどうかは別にして、役割りとして ■一流かどうかは、その振る舞いで分かるものです。 薄暗い部屋で電卓を叩く経理の女子社員がいます。 決して目立ちませんし、不平も不満も言いません。 ■前述の女性タレントから見れば、間違いなく 出川と同じレベルに目に映ることと思います。 要は、なにも分かっちゃいないってことです。 ■本当に大切なことは今、この私はなにをしていいのか、 なにをすればいいのか、なにをしなきゃいけないのか。 もっと言えば、なにをしてはいけないのか!なのです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■それを弁える(わきまえる)と言います。 演技が上手い主役は一流かも知れません。 が、それを引き立たせる脇役も同じです。 ■役割りとして一流の人間は、絶対に余分なことなどしないはずです。 出なきゃいけない場面と引かなきゃいけない場面を分かっています。 でも、それを理解できている人間がとっても少ない今日この頃です。 極端な話、お金持ちが一流だと思っている奴が多いです。 まぁ、定義はいろいろあるとは思いますが、 目立った部分しか見ない連中が結構、多い。 もっと言えば、見ないんじゃなくて見えない。 今のようにネット社会とか、能力もないのに 簡単に商売ができてしまう安い社会になると、 派手なパフォーマンスが“よし”とされます。 だから、主役しか一流とみなさない連中が溢れ返ります。 そう、出なきゃいけないときに出る人間。 出ちゃダメなときに引く人間が一流です。 クルーザーと別荘を持っているかどうかではありません。 自分の出番をちゃんと弁えた人間は限りなく少ないです。 ■【砂漠に水】@独自配信へはこちらの登録ページからお越し下さい! http://www.sugiyama-hiromichi.com/mailmagazine/sabakunimizu.html とらのこどものお勧めメルマガです。砂漠に水。 今日のお題も素敵でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.16 19:58:14
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