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新興国はキャピタルフライトを起こし、円キャリー取引の巻き戻し
状態になって、超円高になっている。 ユーロ安で、1ユーロ=120円、1ドル=95円まで円高が進ん でいる。これはユーロへの投機資金がドルに巻き戻されて、その資 金が、円にその後巻き戻しを起こしている。このため、ドル高にな り、円はそれ以上に高い状態になっている。 この円高が続くと、大企業は世界に工場を持っているので、あまり 困らないが、国内に居る中小企業は輸出ができずに、その内、倒産 などになる。 テレビで、円高がいいように言っているが、それも程度がある。 95円以上の円高になると、それでは中小企業の経営が成り立たな くなる。一番、心地よいのは100円レベルなはず。 ここで、日本政府が行わなければならないことは、新興国へ円資金 をIMF経由でも、日本が直接でも貸し出すことである。これで、 円が巻き戻される分、円をばら撒けば円高が止まることになる。 今後、本格的に公的資金が欧米に投入されると、これでも円に対し て通貨量が増えて、相対的に円高になる。 このように円高というより、スーパー円高騰で、日本の国内産業が 大きな痛手を受けることになる。日本政府の対策が重要になるし、 失敗すると、政権交代を国民は志向することなる。 麻生首相の手腕が問われている。 国際戦略コラム http://www.asahi-net.or.jp/~VB7Y-TD/201025.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.26 08:38:45
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