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次世代は、深層民主主義の時代となる。
深層民主主義では、次のような問いかけが重要となる。 何か興味深いことに気付いている人は居るだろうか? ここは、どんな感じがするだろうか? ほとんど気付くことのない何かを夢見ている人はいるだろうか? 大地の「霊」は何と言っているだろうか? 他にどんな「霊」が存在しているだろうか? あなたは何を感じているだろうか? 誰が心地良く、誰が心地良くないと感じているだろうか? 天外伺朗 「深美意識の時代へ」より 「深美意識の時代へ-ひとりひとりの意識の成長で社会が変わる」天外 伺朗著 (メルマガ書評) 論理的に整理できないものはあまり受けつけなかった私が、「スピリチュアリティ」の方向に関心を持ち出すきっかけとなった本です。著者はソニーでCD・AIBOなどを開発した人物で、主に欧米で確立された理論を引用しながら、一人ひとりの意識の成長で社会が変わっていくということを説いています。また、意識が成長した先にある社会の姿も示しています。 この本には、トランスパーソナル心理学の理論を軸として、アメリカ先住民の社会、老荘思想、仏教なども引用されています。それらの表現に触れながら、「意識の成長」というものの意味をおぼろげながら理解したような気がします。ちょうどこの本を読んだ頃、略歴に紹介しております「フィールドブック 学習する組織『5つの能力』」の翻訳活動がはじまったのですが、「学習する組織」にもこういった思想が盛り込まれていたことから、理解の援けになったことを憶えています。(高木穣) (再掲シリーズ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.31 17:26:29
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