テーマ:徒然日記(23506)
カテゴリ:わたしのお勧め
近代文明社会の指導者と長老の違い
指導者は、「ロバートの秩序の法則」に従うが、長老は「霊」に従 う。指導者は多数を好むが、長老はみんなの味方をする。 指導者はトラブルを見ると、それを止めようとするが、長老はトラ ブルメーカーが何か教えてくれようとしていると捉える。 指導者は正しくあろうとして骨を折るが、長老は全ての中に真実が あることを示そうと試みる。 民主的な指導者は、民主主義を支持する。長老はそれも行うがまた 独裁者やゴーストにも耳を傾ける。 指導者は自分の仕事をうまくこなそうとするが、長老は他の人たち も長老になるように促す。 指導者は賢くあろうとするが、長老は自分自身の考えを持たず、自 然の出来事に従う。 指導者は考える時間を必要とするが、長老は何が起こっているかを 自覚するためにほんの一瞬を要するだけである。 指導者は知っているが、長老は学ぶ。指導者は行動しようと試みる が、長老はなるがままにまかせる。 指導者は戦略を必要とするが、長老はその瞬間から学ぶ。指導者は 計画に従うが、長老は神秘的な未知なる河の方向性を尊重する。 次世代は、深層民主主義の時代となる。 そのとき次世代のリーダーは、長老である。長老は、心理学手法の 熟練度に加えて、困難さから逃避せず、紛争の炎に絶える強靭さが あり、プロセスの中の叡知を発見する繊細さがあり、霊性の高い全 人格をさす。 天外伺朗 「深美意識の時代へ」より みんなが心地よい方向に解を見出す。 それは自然のこころと同じなのかなあと思った。 現代では、みんなよりも、金と権力を持つものの希望する方向が勝っていた。 それでは、みんな心地よくは無いし、それは続かないのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.31 17:25:24
[わたしのお勧め] カテゴリの最新記事
|
|