555696 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ロドリゲスとらのこども・超克編

ロドリゲスとらのこども・超克編

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2008.11.16
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
株式会社MYO 代表取締役 辻本貴一さんのブログに、今までの日本の歩みが
紹介されていました。非常に興味深く読んだものですから、ご紹介します。
とても素晴らしい内容のブログです。皆さんにもお勧めいたします。
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-375.html


米国の金融危機で世界不況が始まりました。
今日は世界経済について思考してみたいと思います。

まず日本の経済を振り返ってみたいと思います。戦後、朝鮮戦争の
需要で生き返った日本は、体制を立て直してアメリカに繊維を輸出
し始めました。

日本の低賃金で作られた繊維商品はアメリカを席巻し、アメリカ企業を
追い詰めていきました。結果輸入規制を受けて輸出が減少した日本は
隣の韓国に工場を作りメイドイン、コリアで輸出を始めました。

アメリカは日本の繊維を締め出したはずなのに いっこうに減らない
ことに気がついて、今度は韓国繊維関係の輸入規制をしました。

そこで日本はフイリッピン、インドネシア,タイなどの東南アジアに
工場を移して再びアメリカに輸出攻勢をかけました。結果アメリカの
繊維は壊滅してしまいました。

このやり方を雑貨関係、その他の業種も真似をしてアメリカに洪水の
ように輸出を始めました。日本はその後も電気やその他のレベルの高い
商品に切り替えてアメリカに輸出しました。
アメリカは色んな国から輸入していますがその内の数十パーセント
は各国に作った日本の工場からです、今もアメリカの政治家は気が
ついていません。

この流れでアメリカは物つくりをあきらめてITと金融に切り替えて
いきました。そしてアジアにつくった日本の工場のお陰でアジア諸国は
発展していきました。

アメリカにとって最大の貿易赤字国は日本でなく中国ですが、実態は
アメリカ工場が中国に移転してアメリカに輸出しています、それと
日本の場合は工場を移転するだけで無しに、中国に資本財を輸出
してアメリカはじめ世界に消費財を輸出しています。

いまや日本は世界中に工場を作りその国の雇用を促進して、
その国を発展させてきました。

世界の発展の原動力は実は日本だったのです。日本は貿易摩擦を
避けるために、アジア、アメリカ、ヨーロッパに多くの工場を作り、
世界経済を発展させてきました。

それと世界経済の成長の原動力はアメリカの経常収支赤字です。
世界の多くの国の経済成長が対米輸出に依存しています。

つまり世界の経済は日本とアメリカが支えています。

例えば世界13位になった韓国の場合、日本抜きには考えられません。
韓国の大手の企業は、日本の優秀な、資材、部品、工作機械などの
いわゆる資本財を輸入して、完成品をアメリカ中心に世界に向かって
輸出しています。この日本の迂回貿易は中国も全く同じです。

いまや世界中がこの日本の迂回貿易のシステムに組み込まれて
います。

韓国の場合、輸出が伸びれば伸びるほど、対日赤字は必然的に大きく
なります、年間対日赤字は250億ドルという巨額に達しています。

日本は国内的にはバブルが崩壊してデフレに突入しました。
景気を浮上さすために、超低金利、公共投資という経済麻薬を
処方することに終始しました。

しかし日本の実態は全く不安がなく、バブル崩壊後もアジアはもちろん
欧米各国にも続々と工場を進出させ、現地の失業率を減らし、その国の
発展に大きく貢献していました。

そして日本の超低金利に目をつけたファンド達は円を調達して世界中に
投資をしました。結果世界の土地と株の高騰が起こり実力以上に
各国は繁栄しました。

10年前のアジア通貨危機は規制されていないヘッジファンドが巨額の
資金でアジア諸国を経済危機に陥れましたが、今回のアメリカ金融危機
は、他人の金を借りて消費してしまったアメリカ人の罪をファンド達は
世界中に拡散させてしまいました。

オバマ次期大統領は「米国は強く、回復力に富む国だ」と宣言して
最強経済顧問チームを結成しました。

景気回復の基本は雇用です、アメリカはすでに失業率は7%に迫って
います。しかし雇用の増大を増やす工場がアメリカにはすでに減少
しています。後は公共事業を増やすしか手はありません。

日本はこの20年アメリカに「雇用を輸出」してきました。アメリカ
各地に工場を作り、雇用を促進して、アメリカの全輸出の10%以上
が日本企業によるものです。

ヨーロッパもアジアも事情はおなじで、各国に進出した日本の工場は
世界経済を支えています。

しかし世界の政治家もエコノミストもこの経済の実態が見えていません。
日本は目立たない国なのです。
各国で活躍している日本工場の統計数字は各国の成績として挙がって
きます、日本数字としてはカウントされません。
故に世界のエコノミストも政治家も日本の凄さが見えません。

例えばマレーシアに以前建設されたパナソニックの工場はマレーシア
のGDPを5.5%も上げました。

長くなるのを避けるためにかなり荒っぽい解説をしましたが、私が
言いたいのは、世界の表の顔はアメリカですが、裏の顔は日本です。

つまりアメリカと日本は一体なのです。ところがアメリカの政治家も
エコノミストもこの実態をよく分かっていません。
アメリカを支え世界を支えている日本の実態を極端に過小評価して
います。

そして中国を重要視しています。中国から挙がってくるインチキ統計
数字を信用して過大評価しています。

ノーベル経済賞をもらったポール・クルーグマン氏は以前バブルが
崩壊して沈滞している日本を見て「景気後退はこれまでの行き過ぎた
行為にたいする当然かつ必要な罪である」と一喝していました。

しかし日本はその間も海外で工場を続々と進出させ、世界経済に発展
に貢献していました。日本のエコノミストたちの悲観論だけを聞いて
日本の実態を把握していませんでした。

つまり私が言いたいのはノーベルをもらった経済学者でも世界の
経済が見えていません。

今後アメリカは日本と手を結ばないかぎり景気を回復することも
世界をリードすることもできません。
残念ながらアメリカの政治家も経済学者もその意識はないようです。

21世紀は日本と組まないかぎりどこの国も発展しません。
世界のビジネスマンの共通語は「日本と組め」です。

「技術力の突出した日本、誠実な国民性、利益を独り占めしない人柄、
嘘のない日本、いまや組める相手は日本人しかいない」

この言葉は私が言ったのではなく、台湾の大手企業経営者が以前
私に言いました。(多少お酒も入っていましたが?)

以上、「中韓を知りすぎた男」ブログより。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.11.16 13:52:28


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

とらのこども

とらのこども

お気に入りブログ

風は強いですが日差… New! 岡田京さん

ソウルは明洞 New! 韓国の達人!さん

やる気 津の田ミー… New! gonta3220さん

北海道猟友会がヒグ… New! 5sayoriさん

HAPPY BIR… New! 南風一さん

コメント新着

とらのこども@ Re[1]:さようなら、楽天ブログ!!(01/14) ケロケロ66さん >私も引っ越しました。 …
とらのこども@ Re[1]:さようなら、楽天ブログ!!(01/14) ヨンミョン1029さん >こんばんは~ > …
ケロケロ66@ Re:さようなら、楽天ブログ!!(01/14) 私も引っ越しました。 またあちらでもよ…
ヨンミョン1029@ Re:さようなら、楽天ブログ!!(01/14) こんばんは~ とらのこどもさんもです…
とらのこども@ Re:明けましておめでとうございます(01/03) seoulmikiさん >ロドリゲスさん >明け…

フリーページ

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.
X