テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:季節の話し
お正月。テレビが帰省ラッシュのニュースを伝えている。
「安・近・短」などと、解説者が言うけれど、帰省するというのは、 そうした背景とは別だろうと思う。 鮭が故郷の川を遡るのと同じ香りがする。 鮭と違うのは、帰省した後に、再び都会に戻ることだ。 帰省したときに、同級生に会うこともあるだろう。 兄弟、親戚が集まって、宴席もあろう。 ただただ、故郷の山川を仰ぎ見る人もいるだろう。 恩師に会う人もあり、寺社仏閣へ参る人もあろう。 そして何よりも、両親との久しぶりの再会。 話題は、月並みでもいい。小遣いの多寡などどうでもいい。 父母は、自分の原点である。 お正月。自分の原点の再確認こそが貴重だ。 きっと、また、頑張ろうと思うだろう。 そんな私が思い浮かべた歌は、「かあさんのうた」 皆様のお正月は、いかがだったでしょうか。 素敵な今年になるようお祈り申し上げます。 記:とらのこども かあさんの歌 窪田聡 作詞・作曲 http://fps01.plala.or.jp/~hojo4532/new_page_49.htm 母さんが夜なべをして 手袋編んでくれた 木枯し吹いちゃ 冷たかろうて せっせと編んだだよ 故郷の便りはとどく いろりの匂いがした 母さんが麻糸つむぐ 一日つむぐ お父は土間でわら打ち仕事 お前もがんばれよ 故郷の冬はさびしい せめてラジオ聞かせたい 母さんのあかぎれ痛い 生みそをすりこむ 根雪もとけりゃ もうすぐ春だぞ 畠も待ってるよ 小川のせせらぎが聞える 懐しさか泌み通る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.05 21:07:16
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