ロドリゲスとらのこども・超克編

基地とは後方であり、補給であり、ベースキャンプだ。

登山の頂上アタックまでのベースキャンプ、一次、二次のキャンプを
見れば、アタック隊を支える後方がいかに重要かがわかる。

年齢、性別に関わり無く、
人生とは挑戦の連続である。事故もある、病気もある。

失敗もとうぜんある。
何年もかけた取組みを、全面的に撤収しなけりゃならんときもある。

こどもの頃、ベースキャンプはいつも家だった。
お母さんが、いつも慰めてくれた。親兄弟がこそ、励ましてくれた。

大人になって、今度は自分で自分の基地を、構築しなければならぬ。
そして、基地作りをうまくやった奴が成功していく。

実家のお父さん、お母さん。
兄弟、姉妹、従兄弟などの親族。

学生時代からの友だち、そして竹馬の友。
部活動の友だち、趣味の友だち、ご近所さんもそうだ。

行きつけの酒場の、おかあさんがそれだったりすることもある。
宗教の場でのお坊さん、講の皆さんもそう。

そして、連れ合い。自分の家族。


基地とは、人である。（ペットも可）
人は「人」という字義のとおり、支え合ってこそ人となる。

自分の基地作り、基地のメンテナンスを怠り無くするならば、
どこまでも遠征できるし、どんな困難な仕事も大丈夫。

気がつけば、おかげさまのなかで生きている。
生かされている自分である。

記：とらのこども


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ｐｓ　基地との交信は、電話でもＯＫ、メイルでもＯＫ。
　　　ブログの世界もまた、基地作りかもしれませんね。