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ロドリゲスとらのこども・超克編

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2009.06.24
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カテゴリ:旅行の話し
ご当地シリーズ第4弾は、和歌山県・続編です。
こちらは、ケロケロ66さんがお住まいです!!
http://plaza.rakuten.co.jp/kerokero66/


もしも、南の豊穣の大地に、豊かに平和に暮らしていたその場所に、
突然、襲い掛かってきた荒々しい部族がいたとしたら。。。

歴史にifは、無いけれど、

人類の歴史は、豊かな生活を長い長い時間をかけて創りあげてきた部族と、
それを力ずくで奪う部族の興亡史に他ならない。


襲い掛かってきた部族は、それはそれで理由があって、
今までの土地では生きていけないから、移動し、全てを略奪する。

中国大陸は、昔から何十、何百もの、民族、部族、集団による抗争の歴史。
日本列島は、そこから逃れてきた人たちの最後の楽園だった。

現代のアメリカ合衆国のような、他民族による素晴らしい国になった。
和をもって尊しと為す、大いなる和の国。

飛鳥地方の人骨分析から、人口分布は渡来人80%、縄文人は20%だ。
渡来系の諸部族も、古くからやってきて農耕を伝えた中国江南系を主に、
中国の各地方、朝鮮半島からもいくつもの部族がやってきた。


三種の神器ならぬ、十種神宝(とくさのかんだから、じっしゅしんぽう)と
いう宝物の言い伝えがある。これは、物部氏の祖神である饒速日命が
伝えたとされる十種の神宝である。


分類すれば、鏡2種、剣1種、玉4種、比礼(女性が、首に掛けて、結ばずに左右
から同じ長さで前に垂らすスカーフ様のもの)3種となる。これを三種の神器に
対応させて、鏡は八咫鏡、剣と比礼は草薙剣、玉は八尺瓊勾玉とする説もある。


私がもし、一族を引き連れて東の海の果てにあるという、
豊かな平和な島へと移住するならば、全ての財産は無理だけど、大切な宝物を
持っていくだろう。その宝物を子々孫々伝えるだろうと思うのだ。

かくして、宝物を奉じた種々の部族が北の海岸から、南の海岸から、四方八方
から、この日本にやってきたのだ。

紀州、熊野に縁の深い古代の豪族は前述の物部氏である。熊野三山の熊野別当も、
熊野国造(くまののくにのみやつこ)も、紀州も、河内も、同祖の子孫である。


物部氏の祖先、ニギハヤヒノミコトは、日本神話に登場する神様ですが、
いったいどこからやってきて、何をしたのだろう。


物部氏の祀った石神(いそのかみ)神社は、古代・伊勢神宮と並ぶ神宮格だった。
日本には、神宮格は当時、二つだけ。熱田神宮はその後にことだ。

きっと、南の豊穣の大地に、平和に暮らしていたその地から、黒潮にのって、
紀州にやってきて、紀州から伊勢、尾張へと、紀州から山のなかを侵出して
奈良・飛鳥、河内へ至り、また紀ノ川を経て、飛鳥へと合流したに違いない。

和歌山、紀州、熊野の地は、古代の大和王権のまほろばだった。
私は、そう思っています。


故に、紀州美人は女神に見えます♪♪

記:とらのこども


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最終更新日  2009.06.24 20:08:44
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