ロドリゲスとらのこども・超克編

現実的で、客観的＆冷静な判断、よく勉強し、誰にも優しい女性たち。
空想の世界で遊び、感情的で、暴力的で、無謀な冒険を志向する男たち。

とても仲良くなんてできない二つのグループを子孫繁栄のために、
恋に落とす仕掛けが遺伝子にはある。それが恋だ。

恋とは、ズバリ麻薬中毒だと思う。
身体の奥底から、すこしずつ染み出るように体内麻薬が分泌されるのだ。

ほんの少しでドンと効く男には、
プランターの水遣りと同じこと。必要なときに必要なだけ。

妊娠して子供を育てる女性には、
必ず愛し続けてくれると確信できる男からだけ精を受ける。

だから、関門がたくさんある。
麻薬は容易にはドンと来ない。けれども、少しずつ染み出てくる。

それは、止められない。
本能的にドンと分泌したいし、自分もそのときを待っているから。

若い頃、胸がキュンキュン鳴って、苦しい感じがするのは、
単純に、麻薬中毒の「禁断症状」と全く同じだろうと思います。

そしていつか、ほとんど分泌されなくなって、
子孫を作り、育てるということ以外の価値を創造するのだろう。

麻薬をコントロールできる人は偉いなと思う。
麻薬をコントロールできない人は、いとおしいなと思う。

麻薬を意識できれば、麻薬から自由になれる。
麻薬中毒には、ぜひご注意ください。

ただし、男はちゃんと夢を見ろ。
それが、男の仕事なんだから。でなきゃ、お尻を叩かれる。

記：とらのこども


注）以上は、とらのこどもの個人的意見です。医学的見地に基づく
ものではありません。盲信なきようご注意ください。


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