テーマ:恋愛について(2607)
カテゴリ:恋愛の話し
かみさんの実家に帰ると、
山の神のお父さん、お母さんがいるわけで、 山の神ですでに、私の崇拝する神様なので、 いわば大神様というわけだ。 そして山の神でさえ、到底かなわないのに、 大神様には、畏れ多くて近寄れもしない。 威光、未だに衰えず、 82歳にして、全ての歯が生え揃っていて、 魚を骨ごとバリバリと食べる。 聞くところによれば全国歯のコンクールに 歯医者のたっての推薦で出場するらしい。 この度は、幼年兵として呉の戦艦に搭乗して いた話しを子供らと拝聴した。 訥訥と話す戦争の記憶は、ときに遠く聞こえ、 ときに臨場感を増す話題もある。 岳父は、広島の原爆の被爆者でもある。 おかか様は、満州からの引揚者だ。 4泊4日の帰省の旅。 それは、山の神を大事にしなくてはと改めて 心に刻む旅でもある。 記:とらのこども 都会にいれば、若い女性が山のようにいて、 若い社員も、派遣の人もたくさんいる。 仕事上でまた夜の街で、彼ら彼女らと接し、 つい軽く扱っていないだろうかと自問する。 木の又から生まれる人はいない。 ご両親、そして多くの親族や友達に囲まれ ようやく20数年。社会に出る。 都会にいると、そういう若者のありがたさ を忘れそうになる。ましてや中国では如何。 人ひとりの重さは、ルーツと時間にある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.17 20:01:41
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