ロドリゲスとらのこども・超克編

（読者の声１）「国旗への礼を欠く野田内閣」
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内閣の大臣として任命された面々が就任の挨拶を述べるシーンがＴＶ中継された。
むろん全員の挨拶や、登壇シーンが放映されたわけではないが、壇に上がって、
中央へと進み、左手の日本国旗に深々と一礼したのは、当方が目にしたかぎり
細野豪志氏のみであった。

他はことごとく不快きわまりないものであった。

まず藤村官房長官。

この人物は壇上を進み中央に達したところで視線を上げて国旗を見た。そして
なんらの所作もおこなうことなく前面へと目を転じた。文字通りの一瞥であって、
なんらの敬意もない。無表情である。むしろ無視したということを出席者全員に
知らしめるための不作為にも思えた。

つぎにまったく眼中にない派。安住財務と玄葉外務大臣がこれに当る。はなから
国旗のほうを見ようともしない。視界にも入れない。眼中にないのである。
したがって礼意を示すことなどできるはずもない。

最悪の態度。嘆かわしいことに、これが防衛大臣を拝命した一川保夫氏である。
中央に進んで国旗を見ると、まるで嫌悪するかのごとく首を後ろにのけぞらせ
顎をあげた。嫌悪であり侮蔑の意思表示である。深く思いぞ屈するものを秘め
ているかのごとくである。

公式の場でこのようにまざまざと敵意を表する表情を見たのは初めてだった。

では当の野田総理はどうであったか。あの蓮ホウ女史は？

残念ながら当方が目にした映像では冒頭のシーンがなかった。だがいずれにせよ
これらの人々は全員、天皇陛下からの拝命を受けたはずである。

それならば国旗に向かって何を表明するかは認識できているはずではないのか。
日本国旗とはなんぞや。

それは日本国民全員を一人としてあますところなく包摂する国家を象徴するもの
である。日本国民全員の生命と精神、それを包摂する国土と国家の歴史ならびに
体制を象徴するものである。国旗に一礼するとはそれら全てに敬意を表すること
に他ならない。

所属する国民にとっては当然の行為であり、ましてや閣僚とは国民全員のために
一命を賭すべきものである。国民全員に対して敬意を示すことなくして果たして
一命を投げ打って国家に奉仕することができようか。

できるはずがない。やる気がないから行動にも現れないのである。

民主党政権は党内融和とか党一団となってとか口にする。なるほどそれも当人達
にとっては大事なことなのだろう。

だがその前に、国家の舵をとる内閣の第一の使命を想起せられたい。

日本国への奉仕である。

国民への奉仕である。

まずその一念を再認識しないかぎり国のまつりごとが遂行できる訳がない。
この当然の認識と決意が見られない野田内閣には依然として日本国再建への
活路を期待することができない。

暗然たる思いのままである。
（ＲＳ生、長崎）


（宮崎正弘のコメント）佐藤優さんも何かに書いていましたが、かつて午前０時を
期して出演者全員が国歌を斉唱する番組がありました。ミッキー安川の「朝まで
勝負」というラジオがあり、小生も年に二回ほど呼ばれましたが、よく政治家が
出演しました。安部、鳩山、菅直人の各氏も登場しました。なかで一人だけ国歌
斉唱に加わらなかった政治家がいました。菅直人です。
ひょっとして北朝鮮の国歌なら歌えるんじゃないですか。

菅直人「君が代を歌いたくない」と言った証拠証言
http://www.youtube.com/watch?v=InXS8Kf0R9c&feature=player_detailpage#t=42s

【当事者証言】 唖然！菅直人、国歌斉唱拒否エピソード
http://www.youtube.com/watch?v=bfEOE9CeWVQ


国旗無視：決して許されざる認識と行為である。憲政史上最悪にして最低レベルの菅首相と閣僚に代わり野田政権が新たに誕生した機に’多少は変わるだろう’との淡い期待も一瞬にして消えた。あの国旗無視は一体いかなる国の首相であり閣僚なのか。この人たちの存立費用は何処から得ているのか理解認識しているのだろうか。あまりの礼儀の欠如に唖然として言葉が出ない。これは絶対許されざる認識であり公人として恥ずべき行為である。その後のマスコミ報道を散見するに公然と批判乃至苦言を呈した報道社が見当たらないのも実に不可思議である。民を除くこの国の公人はその資格すら皆無として排除しなければならない、と怒るのは不合理だらおうか。自国を愛さず自国及びその周辺の危機を意図的に無視知っている公人達が政治を掌るという’世にも怪奇な世界’ではないか。更に、他の閣僚の履歴を見るに適者信任と理解できる人の何と少ないことか。これも飽きれるばかり。官房長官はじめ幹事長・最重要な財務大臣などなど....まさに前政権以上に悪化している現実を見るに至り’ただ今まさに更なる暗黒の世界に踏み入れた’そんな印象である。こうした許されざる存在を持つ民として、今後は’自国と自国民を尊守する集団を増設する以外、将来の展望は開かれず’との認識の下生きて行く所存である。Andie (千葉）

以上は、宮崎正弘の国際ニュースより転載しました。
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