テーマ:徒然日記(23508)
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夜更け過ぎ、早朝というにはまだ早い3時半頃。
大阪の南部丘陵は、ホワイトアウトの世界だった。 数十Mしか離れていない向かいのマンションさえ 白く霞んでた。一面の霧、霧、真っ白。 道路を挟んで向う側のマンションは、まったくと いっていいくらい見えない。真っ暗だ。 かすかに、階段の明かりだけが見える。 こんなすごい霧を見るのは、何十年ぶりだろうか。 それほどの、真っ白な霧のなか、 ベランダでひとり、煙草を吸う。 不思議なもので、上を見ると星がまたたいていた。 音の無い真っ白な世界。 記:とらのこども 寝て起きて、期待しつつ6時にベランダに出ると、 もう霧は晴れ渡り、影も形もなかった。 ベランダの手すりだけが、濡れていた。 知っている人だけが知っている。 音の無い、真っ白な世界だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.12 10:10:56
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