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いまさら民主党の衆院選マニフェストのでたらめぶりには驚かないつも
りでしたが、25日の朝日新聞が1面で掲載していた「『最低保障年金』 導入なら消費税最大7%分 民主試算」という記事を読み、ほとほとあ きれ果てました。 自民党など野党側は早くから「詐欺フェスト」と呼んでいましたし、最 近では民主党の1年生議員からも「政権交代ではなくて政権泥棒だった」 と率直な声が聞こえてきますが、まったくその通りだと思います。ひど いものです。 民主党はマニフェストで、払った保険料に応じて受給額が決まる所得比 例年金と全額税方式の最低保障年金(月額7万円)を組み合わせた年金 改革を約束していましたね。 これに対しては、野党やメディアからも財源はどうするのかという疑問 が出ていましたが、民主党はずっと答えずに誤魔化してきました。 で、私はこの最低保障年金の問題について昨年2月3日のエントリ「マ ニフェストつくった奴出てこい!と民主党議員」で取り上げています。 (http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2139815/) このときは、国会で「どのくらいの財源が必要だと考えているのか」と 質問された当時の間菅直人首相や枝野幸男官房長官が「まだ具体的な数 字をこれまで固めていない。(数字は)これまでのところ出していない」 などと、しどろもどろの答弁をしたことを紹介しました。 その上で、この質疑を聞いた桜井充財務副大臣が記者会見で 「正直言って、アバウトな数字は持っていると思っていた。あの当時マ ニフェスト作った人たちに、もう少し説明してもらいたい。あれは、あ の当時、ごく一部の人がつくった。消費税、だったらどれくらいになる のか」 と驚き、マニフェストづくりの担当者らの説明を求めたことを記したの でした。マニフェストに関しては、江田五月元法相も「心眼でつくった」 などと意味不明のことを口走っていましたが、民主党は「消えた年金」 など歴代自民党政権の年金問題へのいいかげんな姿勢を追及して有権者 の支持を集めたのに、その実、自分たちはもっといいかげんだったとい うわけです。 ところが、25日の朝日の記事によると、民主党の調査会が昨春に試算を つくっており、それは「最低保障年金を導入すると、消費税10%への引 き上げとは別に、新たに7%分の増税が必要になる」という内容だった そうです。しかも、さらなる増税や年金の減額が国民の反発を招きかね ないため、公表が見送られたとのことです。 (http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2580496/) 民主党へ投票した人は、17%の消費税UPを承諾し支持しているのか? と聞いてみたいものです。それはつまり、働く人から収奪し、働かない 人は楽に過ごせるという、怠け者にはこの世の極楽、真面目に働く者は この世の地獄となる政策に他ならない。 若者よ、日本を捨てて海外へ出ていくか、 または、この国を滅ぼす非国民とマナジリ決して闘うか。 それともこのまま民主の政策にしたがって、「奴隷」となるのか、 あなたは、どっちを選択しますか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.28 16:48:49
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