「恋心(こいごころ)」
恋をしたから、「恋心」を持つのではない。素敵な人に出会ったから、「恋心」を持つのでもない。「恋心」を持っている人だけが、素敵な恋愛をする。いや、そうなる確率がとっても高いのだろうと思う。化粧をするのも、素敵な衣服を求めるのも、コーディネートに気を遣うのも、恋心の為せる業(わざ)である。枯れた、枯れた。といいながら、素敵に枯れているおじいさん、おばあさん。下手をすると、若い我々よりもずっと、ずっと素敵な恋の心を持っている。恋心があなたをドキドキさせるのだ。恋心があなたに素晴らしい仕事をさせるのだ。あなたの恋心を、大事にしまっておくよりも、小春日和のよき日に、太陽で乾かせて、しわを伸ばし、アイロンをあててください。香水をふりかけ、刺繍を施し、ふんわり自分にまとう。今日から恋心付きの男になろう。女になろう。であればこそ、まわりの人はみないとおしい。あなたの恋のこころを喜ばせる。恋をしたから、「恋心」を持つのではない。恋心をもっている自分自身が、「恋」を呼んでくる。素敵なあなたに出会ったから、わたしも恋心に気付く。どうもありがとう。感謝の言葉こそ、恋愛の初めにふさわしいと思います。もうすぐ、冬ですね、、、もうすぐ、Xmas。記:とらのこども