感動して何度も泣いちゃいました
。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。
もう、18巻まで出ている本だから、知っている人には今更かもだけど
講話集でちょっといい話が たくさん載っています。
チキンスープは著者の国では母親が風邪を引いた子供に飲ませるスープで
外国版おふくろの味
そんな意味だそうです。
この本を読もうと思ったのは、
THE SECRETに著者が出ていたから
どんなことを書いているのかな?
と思ったら予想以上でした
あまり引用するといけないかもですけども一つだけ…
■理想の兄
これは僕の友達、ポールの話である。
ある時のクリスマスイブのこと、ポールは兄さんからクリスマスに新車をプレゼントしてもらった。ポールがオフィスから出てくると、街でよく見かける少年が、そのピカピカの新車の周りを歩き回っていた。よほどその車が気に入ったらしく、ポールに話しかけてきた。
「この車、おじさんのかい?」
「あぁ。兄貴からのプレゼントさ」
それを聞くと男の子はひどく驚いて
「えっ!おじさんの兄さんがくれたって!おじさんは全然お金を払わなくて良かったの?
うわあっ。すごいな!ぼく…」と少年は、何かを言いかけたが口をつぐんでしまった。
少年は「僕もこんな兄さんがいたらなぁ…」と言いたかったのだろう。と思った。
ところが少年の口から出た言葉にポールは耳を疑った。
「ぼくね、おじさんのお兄さんみたいになりたいなって思ったんだ」
ポールは、まじまじと少年の顔を見つめていたが、自分でも思いがけない言葉が口をついて出ていた。
「この車に乗ってみるかい?」
「本当? ウン」
車を走らせてまもなく、少年の目はキラキラと輝き始めた。
「おじさん、ぼくの家の前までのせてくれる?」
ポールは思わずニヤッとした。きっとこんな大きな車で帰ってくるところを近所の人たちに見せて、自慢したんだなと思った。しかし、その憶測はまたもや外れた。
「あそこに階段が付いている家が見えるだろう?そこでちょっと待っててくれる?」
少年は車を降り、駆け足で家に入っていった。しばらくすると家の中から、ゆっくりとした足音が聞こえてきた。少年が体の不自由な弟を背負って出てきたのだった。弟を階段の一番下に座らせ、車がよく見えるように弟の体を支えた。
「ほらバディー、見てごらん。さっき言ったとおり、すごい車だろ。そこにいるおじさんの兄さんがクリスマスプレゼントにくれたんだって。それも、まるっきりタダでくれたんだって。おまえも、待ってなよ。兄ちゃんが、いつかきっとあんな車をおまえに買ってやるからね。そしたら、いつも話してるクリスマスの綺麗な飾りを、その車に乗って見に行こうね」
それを聞いたポールは何も言わずに車を降りると、少年の弟を抱き上げ、新車の助手席に座らせた。目をキラキラ輝かせた少年もその横に乗り込むと、三人はドライブに出かけた。本当にすばらしいクリスマスのドライブだった。
このクリスマスの日、ポールは聖書のみことばをしみじみ感じたのである。
「受けるよりは与える方が幸いである」
他にも、「本当の勇気」についてのお話も紹介したいけど
( ̄∇ ̄*)ゞエヘ
興味があったら読んでみて下さい。図書館でも借りられると思います。
こんなお話を一晩に一つずつ家族で聞いたりしても素敵かも知れませんね。
あなたが誰かに聞かせて、その人がほっこり♪したら
幸せの輪が広がる♪かも
こころのチキンスープ(1)-(18)