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こころのチキンスープ(1)-(18)
1995 最後の自由 強制収容所での生活を送った私達には、忘れられない仲間がいる。誰もが飢えと重労働に苦しむ中で、みんなに優しい言葉をかけて歩き、ただでさえ少ないパンの一切れを体の弱った仲間に分け与えていた人たちだ。 そうした人たちは、ほんの少数だったにせよ、人間として最後まで持ちうる自由が何であるかを、充分私達に示してくれたのだ。 あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。 「夜と霧-ドイツ強制収容所の体験記録-」より 自分のあり方は自分が決める。 目に見える力の大きさで決めることは出来ない 悪魔も神もたった一つを除いて、その力は同じ その「たった一つ」が大事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.06 10:57:22
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