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テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:介護←NPO→保育
講義して下さったO先生は自他共に認める「たたき上げの障害者」。脳性麻痺の方で電動車椅子に乗る。
私としては初めてちゃんとお話を聞いた障害者の方だ。 話はすこぶる面白い。 落語家の話を聞いてるみたいだ。 我々の視点からでは知り得ないたくさんのエピソード・・・。 高校生の時に初めて自分で買い物に出掛けた話。 松田聖子の写真集を買いに書店へ。 そこで初めて気がついた社会のバリア。 狭い入り口、入れない・・・、意を決して店員さんに「写真集ください。」と声を掛けるとアルバイトの若い女性店員さんにそれを聞かれとても恥かしかった。これなら母に頼んだ方がましだったか・・・と思った。という話だが、振返って、「ま~これがきっかけで外に出る、自分で初めてに挑戦するようになったので松田聖子なだけに せ・い・こ・う(成功)だった訳です」と言って受講生を笑わせた。 講義の後は居酒屋へ先生を囲んで楽しいひと時。 段差こそ皆で協力して乗り越えたが、あとは狭い通ををスイスイと進む。 席に着けばガンガン飲んで、バクバク食べる。 極めつけはトイレ。自分で行って床に降り、這ってトイレに入り、用を足してまた這って出てくる。 たくましい。 「これをしないと飲めない、こんなことへっちゃらだ!」という意思が伝わってくる。 狭いトイレの入口、中こそ広めだが、建築をやっている私としては「なるほど~」と反省した。 トイレはいつも綺麗に。 床を這って行っても良いほど綺麗に。 皆さんもお願いします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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