08-09最終戦
今シーズン最後のスキー大会。ちなみに前回大会の優勝から、学校が忙しくなり、なかなか練習が取れなかった。土日は福島で温泉だったし、放課後ちょっぴり滑る程度。不安の中、前日に本番会場に行ってみるとゾッとしました。凄まじい登り。長い登り。急な登り。そして、下って登り。登って下って登り。てか、登ってばっかり!!!!平地の練習なんて屁のツッパリにもならんぜよ、って。さて、当日。前回大会優勝者と言うことで最終スタート。いきなり緊張感が漂う。一つ前には目標とする先生。20秒後にスタートするので、追いつけば間違いなく勝ち。一般男子3km。最初の人がスタートしてから8分20秒後、やっとおれのスタート!まずはスーパーで押す緩やかな登り。いい感じなのか、力を出し切れていないのか、今いちわからない。一つ目の登り。大丈夫。余力を残していい感じで登り切る。二つ目の登り、大丈夫。ここを登り切った後で、前の先生に10秒差に詰める。そして、最大の難所、大坂。長い登り。勢いをつけて登るが失速。足に力が入らず滑らせられない。押すピッチが上がらない。正直「やめたい、歩きたい」と思った。ただ、すごい声援。期待する声。行くしかない。登り切った後はカーブのある急な下り。ここで転んだらでかい。でも、足が自然に開く、頭では分かっていても身体が反応しない。前のめりに転倒。ただ、すぐ起きられた。すぐに押す、押す!カーブを曲がり切った所で、前の先生をとらえて一気に越す。「やった!!」そのスピードのままレールに入り、逆斜を乗りこえる。あとは下り、登り、下り、で終わりだ!最後の登りが果てしない、子ども達の絶叫が聞こえる。手の感覚はない。足もフラフラ力が入らない。でも、動かす、押す。やっと登りきって下り。最後の下り。転んだら終りだ。子どもたちが叫ぶ「練習は嘘をつかない!!!」涙が出そうになった。必死にやるしかない。最後まで押す、押す、ゴール。もう立ち上がれないほどだった。ゴール後、一緒に戦ったMな仲間たちと握手、健闘を称え合う。この瞬間が一番の宝物だと感じる。素直な気持ちで「ありがとう」と言える。そして、結果は・・・・第6位!昨年は別会場で5位。初めて順位が下がった。ただし、納得はしている。登りで手数で勝負できない持久力のなさが敗因。実力です。スキーはまず終り。でも、スキーに向けたトレーニングは始まり!!!Mだなあ!(死