深海に住まう、巨大な蟹、「タカアシガニ」。

その特殊な形態が人々の心を惹きつけるのか、
色々なシリーズで造形化されております。

ようやく入手が難しかったユージンの「原色甲殻類図鑑」の
タカアシガニが入手できましたので、
各社から出されているフィギュアを比較してみました。

↑左は海洋堂チョコQシリーズ。右はユージンの原色甲殻類図鑑。

サイズは同じくらいですが、やはり微妙に異なりますね。

↑海洋堂製。

さすがに造形が細かく良く出来ておりますね。

全体的なバランスが取れておりますが、
若干、赤色が鮮やか過ぎるのかな？という気も。

ちょっと茹で上がっちゃった感じの赤色です。

↑ユージン、原色シリーズ。

ちょっと抑えめの色といい、左右異なる足の開き方といい、
非常に高い完成度です。

さすがユージンの原色シリーズ！という感じの出来栄え。

…あまりにも良く出来ているため、
足が非常にもげやすいのと、組立時にどれをどこにはめて良いのか
わかりづらい所が難点かと。

↑エポック社、「地球生命紀行　蟹・海老」シリーズ。
…やはり、造形は上記２社の物と比較してちょっと甘めですね。

白い部分が素材そのものの色でして、
これをちゃんと下塗りするだけでも良くなると思うのですが。

…そして、やはり組立時に大変です。
はめる場所がわかりづらく、嵌まり自体も良くなくて。

フィギュアのサイズ的にはこれが最大です。
横幅１３センチほど。

↑海洋堂の、新江ノ島水族館立体図録シリーズ。
チョコQの物より、色合いや造形がよりリアルに。

サイズがちょっと他の物より小さくなりますが、
まとまりは一番これが良く取れているかと。

石と台座が付いている分、雰囲気があって良いですね。

↑そしてこれが、本物。
鴨川シーワールドにて撮影。

ユージン カプセル 原色甲殻類エビ・カニ図鑑 全12種セット(ノーマル10種+シークレット2種)

↑１回２００円のガチャなのですが、混入率に非常に偏りがあるようでして。
何故かシークレットのザリガニより、ノーマル品のタカアシガニとガザミの方が
入手困難品になってます。

エポック 地球生命紀行　蟹・海老3　7種セット(タカアシガニ抜きノーマル6種+シークレット1種)

↑こちらも、２００円のガチャ。混入率がほぼ全種同じですと、
セットがほぼ定価になるようです。