楽しみにしていた東京国立博物館の企画展、
「対決 巨匠たちの日本美術」を観てまいりました。

東京国立博物館の平成館で開催。

さすがにけっこう混雑しておりましたが、
入り口で入場制限する程までじゃございませんでした。

昔いったMOMA展とかバーンズコレクション展、あれは酷かったなあ…。
ディズ○ーランドの人気アトラクション並み待ち時間。

日本美術に名を残す大御所がかなり網羅されているという贅沢な内容です。
なかなかないですよ、こんな豪華なメンバーの作品が一堂に会するなんて。

前期と後期で微妙に入れ替えがあったりするため、
今回観れなかったのもありますが。

もしこれから行かれる方で、お目当ての作品がある場合は展示期間を要チェックです。

特に風神雷神図屏風は８/１１～１７の短い期間しか展示されないようで。

山口晃氏が描かれている巨匠たちの肖像も今回の見所の一つ。

…って、なぜかこの肖像画を缶バッチにしてガチャ販売されてました…
右側にちょっと写ってるガチャがそれ。

当方コレクターですが、缶バッチは微妙にいらない…とか言いつつ１回やりましたけど。
永徳か等伯あたりがいいなあと思いましたが出たのは運慶。

割と図録買うこと多いんですが、今回はこちらを買いました。

対決ー巨匠たちの日本美術のすべてを楽しむ公式ガイドブック

それぞれの作者に視点をあてていて、当方は図録よりこっちの方が面白いなと。
山口晃氏画の肖像画も堪能できます。

そして今回、こちらの券もあったので梯子してみました。

同じ東京国立博物館敷地内にある表慶館にて開催の、
フランスが夢見た日本展。

フランスの陶磁器と、その図案の元となった日本の絵があわせて展示されてます。

順路の最初の方の作品はどうも
日本の画帳とか絵手本からモチーフ切り貼りしました!って感じのが多くて
イマイチかなあと思いましたが。

後半のオルセー収蔵品はなかなかに見事でした。
元となる絵の良さを残しつつ、皿の形状に合わせて再構成されていて。

たまに、手本がモノクロでフランスにいなそうな動物が
「それ違うだろ…」って色合いに塗られてたりするのはご愛嬌。

今日のえんちゃん。
マルが留守の間にカゴに侵入してマルの餌入れからガツガツ食べてました。
何気にしたたかだな…。