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White Lotus Flower

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2004年04月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
結婚してから、仕事も中途半端なままで、ずっと家とご近所の生活を過ごしている私。
限られた情報の中から、結局は自分の好みに偏ったものを選んでしまう。

世の中の流れどころか、自分が流れている場所すら分からない。
外から見たら、おばちゃんに向かってまっしぐら(orどっぷり?)な私にとって・・・・未知ってことです。

ヒロイン ルイ。
単純な私は、やっぱり作者と重ねてしまう。
作品にふれる前に、テレビみすぎたかな。

現実味のない想像のつかない対象であり世界だから、
目に入るもので、なんとか理解しようとしてしまいます。

結論は、読んでよかった。
新しい何かに触れられて、へぇーのボタンをたくさん押しておりました。
ルイ。ジコチューな物語のひとかけら。イタイ世界。
最初は彼女の生きている理由が、こんなに細かく描かれることに、
驚いた。
自分の感覚を凝視する彼女。

物を書くって、人が生きる理由を考えてるからおこる行動で、
どちらかっつうと「書いた」って事が勝っている。気がする。
でも、この場合、その行動が何ものにも勝っている。
どっちに向かうにしても、物憂げに立ち止まったりしないルイ。
感覚のみ。
動物って、こう?
かなしみ を、そこら中にちりばめて。
動物は、哀しくないか。

傷つく イタイことに(身体も心も)被害者意識を持たないところに、なんだろう、感動した。
ジコチューである強さ?幼さの貫禄?
カッコイイと言ってしまうには、私にいろんなものが足りない。
格好悪いと言いきれる人にはなりたくない。

批判も多い作品のようだけれど、彼女に向かうそのエネルギーが、新たな作品の誕生につながるといいな。と思いました。

当分、読もうとは思わないけれど、
いずれ、目指す「赤パン」の豪快バアチャンになる頃には、
笑い飛ばしたい作品のひとつ。
あっ。この作品をではなくて、
いろいろあった自分の人生を、悔やまずに笑ってあげるってことです。ハグの上手なおば(あ)ちゃん。





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最終更新日  2004年04月03日 04時41分57秒
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