カテゴリ:映画
ガーデニングの本場英国では、園芸の才能のある人の事を、「グリーンフィンガーの持ち主」と言うそうです。 何でも育てられない私は、絶対にこう呼んでもらえないんだなぁと。 ある新聞に載った、イギリスの囚人たちが行っているガーデニングの記事がきっかけで、 作られたお話。 囚人たちとガーデニング。 この映画を観て、人間っていうのは、目の前に縁するものでどんな風にも 変わっていくんだなぁと感じました。 罪を犯した人々の再生。 人は誰でも、自分の人生を幸せに生きる権利がある。 だけど、罪を犯しちゃう。 何かを奪い何かを失った心の傷。きっかけはどうあれ、その背景はどうあれ、 彼らがとってしまった行動は、簡単に許されることはない。 余談ですが、罪を犯してもお金があれば無罪になる人もいる世の中って、いやですね。 罪人な彼らですが、その個性の素晴らしさは、ストーリーが進むとともに、あたたかなぬくもりを与えてくれる・・・・。きっと、もう大丈夫。 映像は、こちらまで癒される、美しい庭の美しさ。 丹精こめればこめるほど、応えてくれる草花の健気さ。 荒んだ囚人たちの、美しい庭とともに変わっていく心。 人間が、同じ事をしようとしても、なかなかできるものではない。 野に咲く花のように・・・・。 生きていくことは、素晴らしいことなんだと、教えてくれる素敵な作品。 こういう映画は、大好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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