九回裏、駒大苫小牧の五番田中がサヨナラのホームを踏んだ瞬間、山田高の応援席に悲鳴が響き渡った。序盤、大量リードをしながらも、終盤に追いつかれ、まさかのサヨナラ負け。それでも、三連覇を狙う強豪校と互角に渡り合ったナインに、スタンドと、青森市の同校で試合を見守った生徒らからは惜しみない拍手が送られた。
甲子園の三塁側アルプススタンドでは選手の家族や山田中・高の生徒ら約二百八十人が応援。試合の三十分ほど前には三村申吾知事も陣取った。
二回、山田高打線がいきなり爆発。本田の適時打や二試合連続となる野田の本塁打も飛び出すと、スタンドからは「やったー」「すごい」という歓声でいっぱいになった。
一点リードで迎えた九回裏、同点とされ、なお二死から駒大苫小牧の田中が安打で出塁すると、応援席からは「あー」という叫び声が。それでも生徒らは「あと一人、あと一人」「頑張れ」と声を張り上げたが、その声援も届かなかった。
野球部の金沢拓磨君(三年)は「ベンチ入りの選手もそうじゃない選手も気持ちを一つに戦えた。優勝候補のチームに接戦で戦えたのはすごいこと」と仲間をたたえた。(東奥日報ニュースより抜粋)
野球はルールがわかんないのであんまり見ないのですが、高校野球は、高校生の青春している一生懸命な姿に感動し、ついチャンネルをとめて応援してしまいます
特に負けた高校球児たちの涙には弱いです
山田高校、前半はかなりリードしてて、これはいける!と思っただけにちょっと残念でした
でも、強豪相手によくがんばったし、ほんと拍手を送りたいです!
いまや、「東北だから弱い」という固定観念はなくなりそうですね