うちの奥様の言う、｢あの娘かわいいよ！」と「あれおいしいよ！」は、はっきり言って当てにならない。
　昔、奥様の友達との飲み会に胸躍らせ参加し、何度ガッカリさせられたことか･･･
　でも、その一方で、私が作ったまずい料理でも「おいしい！」といって食べてくれるというメリットもある。
　そんな、味覚オンチの奥様が、夜、とうもろこしを茹でて待っていてくれた。
　これが『柔らかいんだけど、噛むととプツッとはじける』という絶妙な歯ざわりで今まで食べたとうもろこしの中で一番おいしかったのです^^
　しかも、聞けば、とうもろこしを茹でたのは初めてとのこと。
　料理の腕前もお世辞にもすごいとは言えないので、秘訣を聞いてみると、どうやらお客さんが栽培したものをいただいたらしい。
　奥様の勤務先は業種柄、お客様から頂き物をすることが多いのですが、以前、このお客様からいただいた筍も私の中でNo.1の筍なのです。
　な～んだ！奥様の腕前がよかったのではなくて、素材がよかったんだね^^