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テーマ:本当にうまい焼酎は(44)
カテゴリ:食べ物
ある日、友人と焼酎談義をしていた。
友人:「会社の人(注:この友達は某大手メーカー内、30~40代 男性チームで働く紅一点である)との飲み会で「芋だけで作った 芋焼酎があるんだけど、かなり美味しいらしいよ~」って 言われて。それで手に入れようとしたんだけど、これがなかなか 出回ってないのよね」 ワタシ:「ほぇ~、越乃寒梅みたいな状態?」 友人:「う~ん、まぁ製造本数が少ないみたい。で、ネットで ヒットしても、在庫がないの。そしたら池袋東武(デパート)で 物産展で販売する情報があって出かけたんだけど、店頭には なくてね。がっくりしてたら、『これで良かったら…』って お店の人が自分用によけてたのを譲ってくれたの」 ワタシ:「(内心、自慢話か!?と突っ込みつつ)そうなんだ~。 で、味の方はどうだった?」 友人:「美味しいよぉ~、100%芋麹だけで仕込んであるから (それが希少価値を生んでいる要因らしい)ひと口含むと、何か サツマイモの甘い香りが広がるの」 という話に結局、ミーハー度五輪級のワタシ。早速、帰宅後 ネットで調べたところ、なるほどヒットはしても在庫無しの 状況はホントらしい(って、お前友人の話、信じろよ)。 その後、「次回入荷は○月になります」と告知している酒屋の サイトにメルマガ登録し、話を聞きつけてから実に2ヶ月が 過ぎた頃、ようやく手に入れたのが 芋焼酎・芋 国分酒造 黄麹蔵 芋25度 720ml である。 (前置き長ッ!) 友人の話ッぷりでかなり期待度↑だったのもあったが、ひと口 含んだものの、正直言ってそんなにサツマイモの優しい甘みは 感じられなかった。 「もしかしてロックで飲んだからダメだったのかな。彼女は 水割りにして飲んだのかも?」と今度は水割りにして飲んでみる ことに。 おやおや、今度はぐっとまろやかな口当たり(水割りにすれば たいがいはまろやかになるが)。それでも芋本来の香りなどは やはり感じられないのであった。ふと頭によぎった言葉。 「人の言うことを鵜呑みにするんじゃありません!」(by母) 昔からミーハーだった私は、他の子が珍しいものを持っていると すぐ飛びつき、手に入れたいとせがむ子供だった。家計上、 何とかそれを制止しようとする母とのせめぎ合いのなか、 この言葉を百万回言われたものである。 でもミーハー欲求は満たされたし、ラベル(画像が手に入らな いのでお披露目できず。残念)は 「芋」 と墨汁でデカデカと書いてあり、なかなか風格ある仕上がり。 味も決して悪い訳ではないので、興味のある方は一見?の価値 あるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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