テーマ:癌(3547)
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ネットで検索したところ、温熱は週に1回か2回が良いそうです。あまり頻繁に温熱を受けると熱に強いタンパク質が出来て効果が薄くなってしまうんだそうです。だいたい、72時間でタンパク質は消えてしますので週に多くても2回が限度なんだそうです。
以下、温熱に関して国立がんセンターのHPから抜粋しました http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/treatment/010705.html#03 1.はじめに 温熱療法は、がん細胞が正常細胞と比べ熱に弱いという性質を利用したがんの治療法です。顔に発生した肉腫が丹毒による発熱で消失したことや、自然治癒したがんのうちおおよそ1/3で発熱していたという報告など、がんが治るということと発熱するということの間には何らかの関連がありそうだ、ということは昔からいわれていました。本格的な研究がはじまったのは1960年代になってからです。現時点では研究段階の治療でまだ標準的治療とはいえません。この治療法の対象となるのは、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや再発がんです。 2方法 温熱療法には全身を加温する方法(全身温熱療法)と、がんやその近傍を温める方法(局所温熱療法)があります。一般には局所温熱療法が主に行われる方法でマイクロ波や電磁波を用いた装置で局所を温めます。身体の外から加温するのが最も多く行われる方法ですが、その他に食道、直腸、子宮、胆管といった管腔内に器具を入れて加温する方法や、がん組織の中に数本の電極針を刺し入れて加温する方法が試みられています。がんに対する効果は41℃以上で得られますが、42.5℃以上で特に強くなることが知られています。身体の表面に近いがんは目的の温度まで比較的容易に温めることができますが、身体の奥深いところにあるがんは脂肪、空気、骨が邪魔をして十分に温めることが難しい場合が多く、温熱療法の効果が不十分になる可能性があります。 温熱療法は通常は単独で用いるのではなく、放射線や抗がん剤の効果を強めることを目的に、放射線や抗がん剤とあわせて使います。最も研究が行われているのは局所温熱療法と放射線をあわせて行う治療で、脳腫瘍、食道がん、乳がん、大腸がん、膀胱がん、軟部組織腫瘍などのがんで試みられています。 加温時間は長ければ長いほど効果が増しますが、一方、治療を受ける方の負担が大きく45~60分くらいが普通です。<b>毎日治療をすると、がん細胞が熱に強くなり、温熱療法の効果が下がりますので、3日くらいは間隔をあけて治療します。週に1~2回治療するのが一般的です。放射線は通常の放射線療法と同じく週5回照射する場合と、温熱療法を施行する日に合わせて週1~2回照射する場合があります。週1~2回の照射では、1回の放射線量が多いため副作用が強くなることがありますので治療する場所が限られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 23, 2005 08:13:37 AM
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