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としじんの “つれづれ写真便り”

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2018年03月19日
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​​​​​​​​​小説「ビギナーズ・ドラッグ」 作者「喜多喜久(きたよしひさ)」氏
  おそらく・・・製薬会社とか薬学部に縁の無い人は、
  この小説を読んで・・・初めてその実態に・・・
  触れることになるのではないでしょうか・・・。


(がん)の新薬開発は世界中で盛んであり、新薬の臨床試験も少なからずあるようですが、果たしてその臨床試験が成功するか否かは全く不明だそうです。つまり一縷の望みを持った患者の方々は藁にもすがる思いで臨床試験に応募しているのですが、製薬会社の取り組みとしては必ず成功するものとは言えないそうです。それに、これ「患者さんのために」・・よりも「企業利益が優先」されるそうな・・。

さて、前置きが長くなりましたが、これから紹介する小説「ビギナーズ・ドラッグ」
作者は「喜多喜久」氏です。 この小説は、新薬開発に初めて挑む普通の青年のお話しです。
内容は薬を創る”創薬研究”がテーマとなっており、作者の専門知識が溢れ、ふんだんに専門用語や研究用語が出てきますが、判りやすい解説付きなので安心して読めます。(^_^)
そして、難病の中でも未だ治療薬も開発されていないラルフ病(開発テーマ)の治療薬開発に向けて真摯に取り組む戦いが描かれています。また、ほんのりとした人間ドラマにもなっています。

深刻なテーマですが、ストーリーも面白く、スピード感もあり、色々な事を大変興味深く教えてもらえる小説となっています。専門とはいえ、作者の知識には脱帽です。
「難病」、及び、「臨床試験」などに関心のあるかたは、是非一読してみてくださいね。

 

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最終更新日  2018年03月19日 22時58分42秒
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