八方尾根~白馬颪しが吹きすさぶ日は~
ごうごうと鳴る風と、地吹雪でホワイトアウトとなったスキー場はリフトも止り、ゲレンデには誰もいなくなります~白馬颪・・・はくばおろし 1月から2月にかけて、白馬岳から吹きおろす強風のことです。八方尾根のスキーロッジで、バイトしていた頃、この強風が吹くと、小屋は悲鳴をあげてきしみ、小屋が倒れたらどうしょうとゆう恐怖で、眠れない夜がありました。 強風でも、地吹雪でも、子供達は元気です 白馬颪よ~吹くならふけよ~山から山へと我らは走る~ その頃、リフトのお兄さんに習った歌のさわりです。この日、toshikoも頑張って、丁度、動き出したリフトに飛び乗ったのはいいけれど途中で、物凄い強風が来て、ピタリと停まったまま、動かないリフト・・・強風の中で、リフトにしがみついたまま、このまま動かなかったら~どうしょう・・助けに来て、誰かが、ここから下ろしてくれるのかなぁ~トホホピタリとやんだ、風の息の間を見つけて、動き出したリフト・・あぁ~よかった~今日は、もう乗るのをよそう~~レストハウスに飛び込んで、お茶を飲みながら、外の吹雪をのんびり~眺めているのも・・・白馬颪の吹く日は~これに限るね~話は変わりますが・・・先日、八甲田山で、吹雪の中で起こった雪崩の為、悲しい遭難がありました。八方尾根でも、スキー場の中で、雪崩が起こり、犠牲者がでました。雪崩遭難防止のポスターアルペンクワットの右上、雪崩防止柵があるの・・・分かりますか?こんな場所でも、雪崩が起こり、犠牲者が出ました。大自然の力は、私達にはどうすることも出来ません。いつも頭の中で、この事を忘れないで、山に登ったり、スキーを楽しんだりしたいものですね~ ------------------------------