2012/02/23 都内某所にて
久しぶりにワインを飲みました。
ガッツリのお肉と共にいただいたのは以下の3種類。
まずは、シャンパーニュで乾杯と言うことで、定番のヴーヴ・クリコ・ロゼ・ローズラベル。
もう、問題なく美味しゅうございます。
HP:8
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1722年創業のヴーヴ・クリコ・ポンサルダン社の社是は「唯一無二の品質」。
また、シャンパーニュのロゼはヴーヴ・クリコが発祥らしいです。
ピノ・ノワールをベースにシャルドネとピノ・ムニエをブレンドしたシャンパーニュにピノ・ノワールで作った赤ワインを加えてロゼに仕上げています。
続いて、これまた定番のヴーヴ・クリコ・イエロー・ラベル(ブリュット)。
こちらも安定したお味。
HP:8
ヴーヴクリコ ポンサルダン ブリュット イエローラベル 750ml
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言わずもがなのヴーヴ・クリコの代表作です。
リザーブ ワインを含む複数のキュヴェをブレンドした、肉にも合わせられるフルボディの辛口シャンパン。
そして、メインイベントは、久々に登場のシャトー・ラフィット・ロートシルト(2000)
香りも十分には開いておらず、まだエッジまでしっかり赤紫の若者(子供?)でした。
でも、流石の風格。
HP:9
[2000] シャトー ラフィット・ロートシルトCh.
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「綺麗」という形容が最もふさわしい感じ。
全てに絶妙なバランスで、とても美味しく飲めました。
ただ、問題は西洋杉が弱いじゃないか!鉛筆が無いじゃないか!(笑)
2000年のラフィットを飲んで毎回感じるのは、ちっともラフィットらしくないことです。
シャトー・マルゴーの2000年ものでも感じるのですが、正直1999年ものの方が重厚で複雑味があり、ボルドーらしいと思えてなりません。
次はいつ飲もうかなぁ、、、恐らくこいつは、あと10年くらい待たないと、まともなラフィットのお味に出会えないような気がします。
以下、ラフィットの蘊蓄を少し書いておきます。
ご参考まで。(笑)
【一言で言うと】
1855年にメドックで格付けされた1級シャトー(ボルドー5大シャトー)の筆頭
【創業】
1355年
【現在の所有者】
フランスのロッチルト(ロスチャイルド)家が、1868年にシャトー・カリュアドとともに入手
ちなみに、Rothschildの読み方は、独:ロートシルト、英:ロスチャイルド、仏:ロッチルト
公式な日本語読みは、シャトー・ラフィット・ロートシルト
【名前の由来】
ポイヤック村で一番高い所にある畑であることから、La Hite(ラ・イット)、それが訛ってLafite(ラフィット)となったと言われている
【セパージュ】
作付面積は、カベルネ・ソーヴィニョンが70%、メルロー25%、カベルネ・フランが3%、プティ・ヴェルド2%
周囲に多い粘土質&砂礫の土壌ではなく、石灰質&砂利質の最上の土壌のため、エレガントで天性のフィネスを持つと言われている。西洋杉、白檀、スミレの香りが特長だが、としのすけ的には杉と鉛筆。
【物語】
ルイ15世に寵愛されたポンパドールの美貌に陰りが現れたので、何とかワイン(当時のベルサイユ宮殿はブルゴーニュワインが流行)で王様の気を引こうと考え、ロマネ・コンティーの獲得に動こうとしたが、コンティ公爵に先を越されたため、ボルドーワインで絶倫・若返りを果たしたリシュリュー男爵と組んでルイ15世に「絶倫になりますわよ」と言い添えたたか言わなかったか、ボルドー最上のシャトー・ラフィットを献上。
以降、王様はたいそうシャトー・ラフィットを気に入られ、王様御用達ワインになりヴェルサイユ宮殿を席捲した。
そのため「王のワイン」と呼ばれるようになった。
【カロン・セギュールとの関係】
ラフィット・ラトゥールの畑はハートマークでお馴染みのシャトー・カロン・セギュールの所有者、セギュール伯爵家のものだった。しかし、セギュール伯爵は「我が心カロンにあり」とカロンを好んで、ラフィット・ラトゥールは手放した。
【ボルドー五大シャトー】
1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドー・メドック地区の格付けで“第一級”の称号を与えられた4つのシャトーと、1973年に“第一級”に昇格したシャトー・ムートン・ロートシルトを指す。
【シャトー・ラフィット・ロートシルト】
ボルドー五大シャトーの筆頭シャトー。
世界最高峰の圧倒的なエレガンスは、スノッブなお金持ちに大人気。
【シャトー・マルゴー】
ワインの女王と呼ばれる、ボルドー・メドック地区の中でも最も女性的とされるワイン。
ヘミングウェイがこよなく愛し、娘の名前をマーゴとつけた。
日本では小説「失楽園」で一躍有名に。
【シャトー・ラトゥール】
安定して重厚なワインを作り出す実力派シャトー。
15世紀に土地を所有していたイギリス人が海賊の攻撃から身を守るために築いた塔(ラトゥール)がシンボル。
【シャトー・オー・ブリオン】
ボルドー最古のシャトー。唯一メドック地区以外から”第一級”に選ばれた。
フランス革命とナポレオン戦争終結後のヨーロッパの秩序再建と領土分割を目的とした1814年ウィーン会議での晩餐会でもてなされ、「フランスを救った救世主」と呼ばれたワイン。
【シャトー・ムートン・ロートシルト】
1973年の格付けで、第二級から第一級へ謎の(笑)昇格を果たしたシャトー。
毎年その時代の著名画家に描かせているエチケットが特長。味も毎年変わる?(笑)
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