ナポリのグルメと観光について。
<グルメ>
ナポリと言えば、海の幸!
魚介のパスタやフリッターは定番ですが、ここは敢えてのマリネ。
タコのマリネです。
ベスビオ火山や玉子城を臨むパルテノベ通りには、沢山のホテルやレストランがカフェテラスを出していますが、その中の、Antonio & Antonioで頂きました。
観光地価格ですが、南イタリアの風景を楽しむには良いと思います。
ワインと共に頂くタコは、完全日本人の口に合うどころか、瀬戸内のタコより遙かに美味しく感じます。(笑)
そして、ナポリと言えば、ピザ!
オススメのピザ屋やパスタ屋は、それこそ星の数です。
中でも、オススメしたいのが、Pizzeria Brandi。
王宮やプレビシート広場にほど近い超有名店なのですが、、、ヤバい感じの路地の中にあります。(^_^;
ちなみに、お世話になった現地観光ガイドもイチオシしていました。
入り口は、写真に撮るとオシャレでステキなのですが、現場は薄暗い路地で、正直入るのに勇気が必要でしたね。
頂くのはもちろん、地元でとれるイタリア一上等なモッツァレラチーズをふんだんに使ったマルゲリータ。
ナポリでは、これを頼んでおけば絶対に間違いありません。(笑)
ちなみに、ナポリ、特にベスビオ火山麓で獲れる水牛のモッツァレラチーズは、品質世界一です。
あと、イタリアでは何処でもですが、みんなエスプレッソをアホみたいに飲みます。
としのすけは、コーヒー好きのくせに濃いコーヒーは苦手なので、もっぱら「アメリカーノ」か「カプチーノ」ですが、どこのカフェで飲んでもそこそこ美味しいのは、旅行気分だからでしょうか?
ナポリのカフェと言えば、プレビシート広場横に佇む歴史と伝統を誇る老舗銘店、Gran Caffè Gambrinusでしょうか。
グルメと観光の一石二鳥です。
<観光>
ナポリは、ローマ・ミラノに次ぐ第三の都市、「ナポリを見てから死ね」と言われたり、世界3大夜景の一つに数えられたりと、美しい景観のイメージですが、実は普通。(笑)
日本の環境に慣れていると通りのゴミや壊れっぱなしの建物が気になります。
しかし、夜目、遠目には素晴らしいです。
まずはナポリの夜景。
街を一望できるサンテルモ城に登るのが宜しいかと。
ただ、旅行者にはケーブルカーの乗り方(そもそも切符の買い方)が良くわからないし、登っても駅から結構な距離があるし、Googleのナビどおりに行くと入り口が変わっていてないしで、ハードルが高いかもしれません。
多少ぼったくられても、タクシーが賢明かも。(^_^;
あ、ちなみにイタリアのタクシー事情ですが、ナポリではUberやMyTaxiは殆ど役に立ちません。
また、カード払いも出来るのに受け付けてくれないことが多々ありますのでご注意を。
夜目に続いて、遠目。
イチオシはポジターノ〜アマルフィーでしょうか。
ナポリからは、ベスビオ火山、ポンペイを経由して30キロ以上南下しなければなりませんが。
南イタリアの美しい海と、急峻な断崖に築かれた中世アマルフィ公国の隆盛の歴史を受け継ぐ、ユネスコ世界遺産であるアマルフィー海岸は一見の価値があります。
ポジターノ〜アマルフィーはイタリア人の憧れのリゾート地とのこと。
また、ラッキーな事に、ポジターノからアマルフィーに向かう道中には、超穴場スポットが!
なんと!青の洞窟です。
一般的に日本人は、青の洞窟と言えば、ナポリ沖のカプリ島にある青の洞窟ですが、実はちょこちょこ青の洞窟があるんです。
中でも、コンカ・ディ・マリーニにあるエメラルドの洞窟は超オススメ。
カプリ島の青の洞窟は、天気が悪いとそもそも行けないし、行っても入れなかったり青く見えなかったりします。
でも、ここエメラルドの洞窟は、曇りでもそこそこ青く見えますし、エレベーターで洞窟に行け、海が荒れていても平気で観光できます。
しかも、隣接する4つ星ホテル アルベルゴ ラ コンカ アッズーラはオシャレでレストランもワインも秀逸です。
アマルフィーでは、やはり老舗カフェにも行かなければなりません。
Pasticceria Andrea Pansa。
アマルフィ大聖堂(ドゥオモ)の隣です。
殆ど丸一日かかる大ツアーですが、折角の南イタリアですので、是非足を伸ばして欲しいですね。
今後アップして行きますが、ナポリ→ローマ→フィレンツェ→ベネチアと旅して、率直に感じるのは、「古代の石造り建造物やフレスコ画・芸術品は全部同じに見える」ということ。(笑)
ナポリでは是非、自然の景観を楽しんで下さい。
ワンモアシング。
山間部の旅行では、天候の変化に気をつける必要があります。
ショートカットして山越えでナポリに戻ろうとしたら、雪に見舞われました。(^_^;
ナポリに帰って振り返ると、ベスビオ火山の頭がうっすら雪化粧になっていました。
ということで、ナポリの話はこれくらいで。
まだまだイタリアの旅は続きます。