受注増に悲鳴
この不況下で受注が増えすぎて困っている。数人を使って地方の電気工事の下請をしている零細企業の社長の悩みは、最近公共施設の建物内部の照明、空調などの工事の受注が増えて人手が不足していること。 何故かと聞くと、発注する側がいつもの業者を使っていれば工事の監理が楽なので、仕事が詰まっていると言ってやっても他の業者を入れたがらないのだという。 嬉しい悲鳴かというと最近は標準入札価格が極端に抑えられていて、ほとんど儲けがない。役人や大手企業の社員はまず自分たちが楽をすることを考えるので、いつもしわ寄せは自分たちが被るのだとあきらめ顔。記者クラブでだべってばかりいる記者ではこういう情報は取れないのだろう。