ぞんざいな言葉
いつも強い立場にいる人や、営業の経験をしなかった人で社会人として言葉がぞんざいなままの人がいる。こういう人はご近所さんや出入りの商人など誰に対しても丁寧な言い方が出来ない。 地方の銀行員が顧客である農家のおばあさんに対して言っているのを聞くと、どちらが客かわからない。言葉だけではだめだが、まず言葉を改めることで自ずと姿勢もかわる。発言に当たって頭に「私は...」と言えばそのあとは必ず丁寧な言い方になる。 かつて近江の商人は跡継ぎの子供を鍋の蓋を行商することで、商いの辛さやコツを学ぶようにしていた。大企業や役所、自治体の職員なども若い時に民間の営業畑に出向させ、物を売る経験をさせることを制度化すると良い。