|
カテゴリ:カテゴリ未分類
6時に目覚めてゴミを集積場へ持っていった。小雨が降っていた。戻り道、空を見上げると電柱の上にカラスがとまっていた。なんだか嫌な予感がした。
夫の出勤時間になっても雨は降り続けていた。最近、「バス」が遅れる。ひどい時は15分も遅れてやってくる。こんな日は、更に遅れるのだろう。 夫へ申し出た。「駅まで送るよ」「えっ?」案の定、夫は意外だったようだ。 不意を突かれたような顔をしたが、喜んだ。 道路は、いつもより渋滞していた。バスで行ったら2倍ほど掛かるだろうと 思えた。冗談じゃなく、車の列は遅々として進まない。 せっかく発案をしたのだから、なんとしても電車に間に合わせたかった。 それで裏道を行くべく道を変更した。ちょっと狭い道だけれど、幹線道路の 渋滞が嘘のように車が進んだ。 対向車がいつもより多かった。通勤時間帯だから、みんな殺気立った ようにすれ違って行った。一台の車が突っ込んで来た時、こちらも強気で、 塀際に寄せて進んだ。すると、”ガガッ!”と、音がして車が止まった。 塀に側面がぶつかったのかと思ったが、そうでもなかった。何かが引っか かっているような気がしたが、乗り越えるように車を出した。 ガラ、ガラ、ゴトン・・・・。車の下から妙な音が響いてくる。細道を抜けて 広い道路に出た時、停車して点検した。左前輪がパンクしていた。 スペアータイヤを取り出す、ジャッキーをセットする・・・・・。慣れない作業器具に戸惑って。JAFへ電話すると、到着に35分位掛かると言う。 足に力を掛けられない夫は、こんな時ほとんど期待できない。作業は、私がやるしかない。どうやら設置できたジャッキを使って車体を上げるのが意外に手間取った。組み立て式のジャッキがすぐ外れてしまうのだ。そして、ボルトが固くて中々緩まない。 夫が傘をさし掛ける下で、もくもくと作業した。やればできるものだ。JAFも渋滞で近づけないのだろうか。やってくる前にタイヤ交換は終ってしまった。 結局、夫は講義に30分ほど遅れて到着したそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年11月23日 13時47分31秒
コメント(0) | コメントを書く |
|