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日本の伝統芸能「狂言」だけれど、字だけみるとなにやら
おぞましい。日常的な使い方を考えても、「あれは狂言だっ た・・・・」うんぬん。ろくな事ではなさそうだ。 ラボのCDに狂言「三本柱」、「柿山伏」がある。もちろん 日本語と英語で語られている。ラボのCDは通常、英語が先で 後に日本語がくるのだが、狂言に限っては、日本語が先だ。 先代の野村万蔵一家が朗々と語る狂言は、ずしりと腹から 声が出ている。現メンバーのこどもたちが、狂言に触れたの ははじめてのこと。聞きなれない狂言にどんな反応があるか と恐々としていたのだが。意外なことに平然と活動に取り組んでいる。 大果報の者。天下治まりめでたい御代なれば、上々のこと は申し上ぐるに及ばず、下々までも存ずるままの、めでたい 事の重なった折からでござる。それにつき、某この中作事を 致いたが、・・・・・ 上の文章を、現代日本人に読めるだろうか? ここに打ち 込んだところ、申し上ぐる、も、致いたが・・・・も変換す ると「申しアぐるも、位タイたが」になってしまった。 狂言の言葉は、我々には難解なので、まず日本語の学習か ら始めた。実は、英語の方がストレートでわかりやすいと、年かさの子はいう。 小学校2年生と2歳の兄弟が「三本柱」を家で聞いてい る。違和感がないどころが、何箇所も出てくる掛け声「え い、えい、えい、えいっ」を一緒に言って楽しんでいる、 と、母親から報告があった。 今日の活動は、台本の日本語の現代文を読む事をした。私が調子をとって狂言らしく言おうとしていたら、 「テューターのは、CD通りではないよ!」と、 耳のいい子に指摘された。その子も家で聞いているのだ。 新年初のクラスは、狂言で始った。今年は狂言にはまって 行きそうだ。25日には、八王子で演じられる、「茂山狂 言」をラボッ子と鑑賞する予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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