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テーマ:コーラス(2696)
カテゴリ:コーラス
昨日はみんなの意見が飛び交った役員会の後始めての練習でした。私は残業で遅れて行ったんですが、ちょうど発声が終わりかけてました。ソルフェージュに「ドレミの歌」を歌って(この時はみんないい感じで歌えてるんですけどねぇ~)カデンツで終わり。さて曲です。昨日は高音パートのソプラノさんがいなかったので、テナーの団長さん1人です。それに対して低音パートはアルト2人とベース3人の計5人です。団長さん頑張れ!
「赤いサラファン」・・・とりあえず通してみましょうと言うことで歌い始めたんですが、すぐに低音パートが脱落。1~2回低音パートの音を確認して、最初からやり直し。そうそう音は取れましたね。じゃあ、曲想です。結婚適齢期の娘に結婚を促す母親の心境です。赤いサラファン(結婚衣裳の1種)を縫いながら娘に語りかけてる様子を歌ってる歌詞ですね。父親はまた違った心境なんでしょうが、ここは母親の心境になって歌ってもらいます。 2回ほど歌ってから、いつもと違う行動に出ました。「今日は低音パートがたくさんいるから、順番に前で聞いてみませんか?」と。私も高音パートに入って歌います。出だしとリットの指示だけで、後は伴奏に合わせて歌います。 まずは1人目。感想は?「きれいにハモってます。ただリットがあまり効いてないです。もう少し効かせてもいいのでは?ハミングのところが聞こえません。もう少し出してもいいのでは?」 では、それを踏まえて2回目。次は違う人に聞いてもらいます。感想は?「リットも良く効いてよかったんではないでしょうか。」なかなか好評です。 もう1回誰かに聞いて貰いましょう。3回目です。感想は?「やっぱり人数の割りに低音パートが弱いですね。もっと出してもいいと思う。」 「ともしび」・・・まずは通してみます。音は大丈夫ですね。では曲想です。この曲は戦地に行った恋人?ダンナさん?を思って歌ってます。遠距離恋愛の女性の好きな人を思う心情ですね。そしてその心情の高まりを強弱で表します。思いが強まるのと同時に音も高くfになります。そこで強弱のお話し。「同じ腹圧で声と空気の混ぜる配分で強弱を付けましょう。」とベースの長老。「声に息をたくさん混ぜるとmp。半分くらいでmf。全部声にしたらf。」なるほど、そう言われればそうかも?じゃあやってみましょうか?歌い始めるとベースの長老が前に出て来たので、私はまた高音パートに入って歌いました。長老ご意見は?「そうそう。その感じ。出だしのmpのユニゾンがとてもきれいになりました。」と。みんなやれば出来るじゃん。 じゃあこの曲も前で聞いてもらいましょう。 まずは1人目。「歌ってる列の中で聞くのと前で聞くのとでは全然違いますね。いつもは対面の高音が良く聞こえて隣の声とかあんまり聞こえないんだけど、前で聞くとバランスよくちゃんと一つになって聞こえます。」 良かった。 ~ ~ ~ 休 憩 ~ ~ ~ 「カチューシャ」・・・この曲は楽しくコサックダンスを踊るような感じで弾み気味に歌いましょう。感じはよく出てますね。でも、2回同じフレーズが繰り返されるのを1回目と2回目で歌い方を変えましょうか。1回目はそのまま弾む感じで。2回目はちょっと抑えてエコーみたいにレガート気味に歌いましょう。いい感じですね。 最後1人残ってます。前で聞いてね。感想は?「感動しました。いつも楽譜に言われた事を書き込んでかじりついて歌うのに必死なんだけど、初めて前で聞いてああこんな風に聞こえるんだ。これから自分が歌う参考にします。」と。 昨日の練習は、みんなにも聞いてもらって自分達の歌を自覚してもらえたかな?結構何回も歌って歌い慣れて来たかな?と思います。昨日1日で随分進んだような気がします。みんなも満足出来たかな?帰りの表情が心なしかいつもより明るい気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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