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カテゴリ:栃木SC
今日の下野新聞に栃木SCの新井賢太郎社長が成績不振を受けて近く選手補強を行う方針を表明したと掲載されていました。また、現在夜間行っている練習を昼間に変えて、残り22試合でJ2昇格の条件である4位以内に入れるようなチームをもう一度作り上げたいそうです。
この決定、私はとりあえず、賛成です。皆さんはどう思われますか?確かに、新たに選手を補強し、昼間に練習を行うとなると、今まで栃木SCの為にサッカーと仕事を両立して必至に頑張ってきたアマチュアの選手達の出番が極端に少なくなり、プロ主体のチームになる可能性は高いと思います。確かに、少し寂しい気はします。が、他のJ2昇格ライバルのメンバー表を見ると、そのほとんどが元Jリーガーの選手達であり、昼間に芝生のグラウンドで練習しています。今年必ずJ2に昇格する為には補強、昼間の練習は致し方のない流れではないでしょうか? ●私が考える選手補強 1.左利きの左サイドバック 高野も守備面では特に問題はありませんが、攻撃参加した際に左足で入れた方がチャンスが広がる場面で、どうしても右利きなので、ボールを持ち替えてしまい、チャンスを逸してしまうことがあります。攻撃に迫力を持たせる為に上がり下がりが頻繁にできるスタミナを持った左利きのサイドバックが欲しいです。 2.長身のセンターフォワード 現在の栃木SCには過去に在籍していた若林のような長身のフォワードがいません。その為か、サイドを崩して上げたセンターリングを中でフォワードが頭で合わせるといった場面を目にすることはほとんどありません。長身のフォワードが入れば、その選手をおとりに使うこともでき、相手ディフェンダーを惑わせることもできると思います。現在大宮であまり出番のない若林が栃木SCに復帰するというのも一案なのではないかと思います。今まで栃木SCに縁のなかった選手を獲得するよりも、すんなりとチームに馴染めるのではないでしょうか?問題は金銭でしょうかね・・・。 3.中盤でボールを奪取できるようなボランチ 今栃木SCに在籍しているボランチの選手は比較的展開力はある気がします。実際にボランチからの一本のパスで得点を奪っている場面もあります。が、逆にボール奪取する能力に秀でている選手はいないかなと感じます。そこで、上記のようなボランチを獲得でき、展開力のあるボランチと組ませれば中盤のバランスがもっと良くなると思います。バックラインでボールを奪うよりも、中盤でボールを奪った方が相手ゴールに近いのは明白ですから、決定的なチャンスを増やすためにも浦和レッズの鈴木啓太のような汗かき役のボランチの選手が一人いるといいなと思います。 4.谷池に代わるような強靭なセンターバック 現在の栃木SCの堅守を支えているのは今季新加入の谷池の活躍に因るところが大きいと思います。ただ、長いリーグ戦の中では谷池に怪我というアクシデントが起こったり、累積警告により出場停止となることもあるかもしれません。その時の為に谷池、照井に並ぶようなある程度計算できる強靭なセンターバックを一枚補強しておいてもいいのではないでしょうか?できれば、高さがある選手の方が良いと思います。 と、勝手に自分なりの選手補強案を書いてきましたが、これらの全てに共通したい要求は「若さ」です。現在の栃木SCは他のJFLのチームよりも高齢になっているというのが現状です。チームにベテランがいるというのは大変大きなストロングポイントだと思いますが、ベテランばかりではどうしても運動量が落ちてしまうと思います。チームには数人のベテランがいて、彼らが的確なコーチングでチームを引っ張り、それに従って若い選手が自由に走り回る方がバランスがいいと思うのですが、どうでしょうか? ただ、散々選手補強について書いてきたので言い出し難いのですが、現有戦力でも、Jで指導経験のある優秀な指導者を獲得してきて、夜の練習でも芝生のグラウンドで行えば、勝てるようになる気はしますが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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