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カテゴリ:栃木SC
ホーム3連勝を賭けた重要な一戦が始まる ■JFL後期第9節 9月9日(日) 13:00 栃木県陸 栃木SC 0 - 3 Honda FC 【Honda FC】 新田純也(前半21分) 西望実(前半36分) 糸数昌太(前半39分) 前半15分までは間違いなく栃木SCのペースで試合が進んでいた。が、その後は相手の一方的な展開になってしまった。気持ち、集中力、スピード、運動量、選手間の連係、パス・シュートの精度といったあらゆる面で相手が上回っていたように感じた。特に、この日の栃木SCは全体的な運動量が少なかった為、なかなかスペースでボールを受けられなかった。セーフティーに繋ごうとする為、足元に受けようとする意識が強くなりすぎ、逆にそこを狙われていた。相手の中盤でのプレッシャーが激しく、苦し紛れのパスが目立った。後半から小林を高安に、高野を久保田に交代し、個の力でサイドを切り崩そうとしたが、最後のクロスの精度が足りず、決定的なチャンスを演出するまでには至らなかった。以前から感じていることだが、組み立ての際に、照井から高野、山崎から横山(寛)へといったサイドチェンジのボールをもっと有効に使ってほしい。また、両サイドハーフはもっと高い位置をキープし、バックライン、ボランチからのロングボールで相手の両サイドバックの背後を突くような攻撃をしてほしいと思う。常にサイドで先手を取らないと、現状の栃木SCでは試合を優位に運ぶことは難しいように感じる。 ■出場選手・評価 GK 1 原裕晃 5.0 DF 17 横山寛真 5.0 DF 3 照井篤 5.0 DF 19 山崎透(後半45分退場) 4.5 DF 27 高野修栄 5.0→30 久保田勲(HT) 5.5 MF 10 只木章広 6.0 MF 8 堀田利明 5.5→9 山下芳輝(後半25分) 5.5 MF 40 米田兼一郎 5.5 MF 6 小林成光 5.0→37 高安亮介(HT) 6.0 FW 41 小原昇 5.5 FW 39 上野優作 5.5 片野の不在は予想以上に大きかったと言えるだろう。高野はやはり右サイドバックで実力を発揮する選手である。栃木SCには現在の日本サッカー界同様、左サイドバックを務められる選手が不足している。不測の事態に備えて、片野の代わりを務められる選手を補強してほしいが、時期的な問題もあり、難しいのかもしれない。久保田にもう少し守備力があれば、左サイドバックでの起用も考えられると思うのだが。 ■フォーメーション 4-4-2(中盤ボックス型)→4-1-2-3 ■入場者数 5,588人 ■柱谷監督のコメント 「大切なゲームだということは分かっていた。そういうゲームに張り詰めた状態で入れなかったのが残念」 「(山崎が退場となった)あのシーンがすべてを象徴していた」 「百パーセントの集中力で入れなかった。それが敗因」 「(前半21分に1点を失うと)自分たちのプレーができなくなった」 「いい状態で準備ができていない(から出足が遅れる)」 「(集中力が欠けた理由は)一つじゃないが、それを乗り越えるメンタリティーの強さ、どんな状況でもタフに戦える強さが欲しい」 ■後期第9節終了時暫定順位表 順位 チーム名 勝点 得失 1 佐川急便SC 61 +41 2 ロッソ熊本 54 +23 3 YKK AP 47 +12 4 FC岐阜 43 +8 5 アローズ北陸 43 +4 6 Honda FC 41 +12 7 ジェフリザーブズ 39 +1 8 横河武蔵野FC 38 +2 9 流通経済大学 38 +1 10 栃木SC 35 +6 順位は1つ下がって10位。ライバルが躓いている、佐川急便SCとの対戦が控えている現状を考慮すると、この試合は是が非でも勝点を手にしておきたかった。 ■次のJFLでの対戦 9月28日(金) 13:00 佐川守山 佐川急便SC - 栃木SC 次は23日の天皇杯の2回戦後に雷雨で延期されていた首位の佐川急便SCとの試合。気持ちを切り替え、Honda FCとの試合で出た課題を日々のトレーニングの中でしっかりと修正し、何としても勝点を手にしたい。厳しい戦いになることは必至であるが、J2昇格を目指す栃木SCに下を向いてる暇はない。 ↓ここをクリック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月12日 18時25分21秒
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