カテゴリ:ニュース
ちょっと気になっているのがこちらのニュース。
ドコモの固定回線です。 「home 5G HR01」クイックレビュー 固定回線を引けない家庭の“救世主”になるか? https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2108/31/news128.html NTT東西からの再販である「ドコモ光」ではなく、5G/4G回線を使った固定回線となります。 利点としては、①工事が不要で②回線速度がそこそこ速いという点です。 特にターゲットになるのは、NTT東西の光回線をマンションで使っている人かと思います。 マンションでは光ファイバーが直接部屋に引けないため、マンションの1Fなど回線を引き込む場所に機械を設置し、そこから先は旧来の電話線を使うVDSLという方式を使用します。 各部屋にはVDSLモデムが置かれ、その先にルータを置いてインターネット接続環境を構築することになります。 このVDSLが曲者で、あまり速度が出ません。最大は上りも下りも100Mbpsになっています。 これがネックでストレスを感じている人がいれば、home 5Gに乗り換えるのはアリかもしれません。 ただし、デメリットもあります。 ①利用料金が高く(ahamoとはセット割引もなし)、②4Gエリアでは速度もVDSL方式の光回線と大差ない(または遅い)可能性があります。 特に、5Gエリアだと確信ができないのであれば導入メリットはほぼありません。 まずは5Gエリアかどうかが検討すべきかどうかの出発点になります。 また、もう一つは③Ping値が心配です。 ゲームなどをする場合には反応速度が第一なので、Ping値が落ちてしまうとゲームが快適にプレーできません。 動画視聴などであればあまり気にならないところではありますが、ゲームをしている人は気にするところかと思います。この辺りは現在契約者が伸びているところなので、先行契約者の方々のレビューを見るなどして判断してもいいのではないかと思います。 でも、個人的には天候などにも影響されることが容易に想像できるので、ネットワークを使ったゲームをしている人は有線の契約にしておいた方がいいかもしれないと思います。 それでも、既存のNTT東西やNURO光やケーブルテレビを脅かすサービスをドコモが出してきたということに価値がありそうです。 さすがにソフバンの怪しい回線ではこのサービスを使おうという気になりませんので、ドコモの実力を発揮してもらいたいところです。 それと、できればNTT東西にはVDSLに変わる新メタル伝送技術で光の1Gを活用できるようなサービスを提供してもらいたいものです。多少値段上がってもいいので…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月31日 22時59分11秒
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