|
カテゴリ:柴田よしき
女将の作るちょっぴり懐かしい味に誘われて、 客たちが夜な夜な集まってくる。 クリスマスの嫌いなOLの悩み、殺された常連客が 心ひそかに抱いていた夢、古い指輪に隠された謎と殺意…。 数々の人間模様をからめながら、自らも他人にいえない 過去を持つ女将が鮮やかに解決する 恋愛&ヒューマン・ミステリーの傑作。 (Amazonより) 小料理屋「ばんざい屋」を舞台にした、連作短編集です。 ミステリー色はちょっと薄めかもしれません。 無口だけど、人の気持ちを汲み取り、癒すことが ごく自然にできる素敵な女将さん。 古道具屋のご主人との、まるで少年と少女のような 初々しい恋愛模様もすごく微笑ましい。 古道具や季節の草花が、重要な鍵として、物語の随所に ちりばめられています。 「お客さんに喜んでもらいたい」という想いが詰まった 旬の素材を使った心づくしの料理の数々もすごく魅力的です。 読み終わった後、じんわりと心が温かくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[柴田よしき] カテゴリの最新記事
|