かかのひとりごと

延滞していた本を返却して、ついでに
軽く本を物色しちゃおうかな～と思い、
ココを連れて自転車で図書館へ。

自転車用チャイルドシートにココを座らせ、
４点式シートベルトをしっかり装着。
ヘルメットをかぶらせて、出発進行！

「あ、だんぷかーだ～！」
「ごみちゅうちゅうちゃ(ゴミ収集車）だ～！」
と目に付く車に歓声をあげるココ。
「おお～、ちゅごいね～！」と相槌を打ちつつ、
自転車をこぐ私。う～ん、のどかだ…。

しばらく行ったところで、
「かか、はなみずでた～」とココ。
うーん、風邪気味だからなー。
「図書館着いたら拭くからねー」と私。

その返答に納得できなかったのか、ココは
「はなみず～」と言いながら、私の背中に
手をなすりつけてくる。
「や～め～ろ～よ～！」と文句を言った後、
自転車をこぐこと約５００ｍ。

後になって思えば、この間、ココは無口だった…。

図書館の駐輪場に到着。
「着いたよ～ん！」と振り返ると、
そこには鼻から下が血まみれのココの姿が!

ギャ～！なにごと～！！(￣□￣;)
口からも血が滴ってるよー！！

どこかに顔面ぶつけた？
でも、ちゃんとシートベルトしてたし。

「痛い？大丈夫？」と聞くと、
「だいじょうぶ…」とテンション低く答えるココ。

あわあわしながら、ティッシュを出して血を拭う。
どうやら出血はもう止まっているらしい。

ホッと一息ついて、ふとココの手を見ると、
右手の人差し指の先にもべったりと血が付いてる。

ん？もしかして…。
「ココ、この指でお鼻ほじほじした？」
「うん…」
鼻ほじり過ぎで鼻血出たんかいっ！！

あ～びっくりした…。
ウェットティッシュを出し、顔と手の血は
どうにかきれいに拭き取ったものの、
洋服に垂れた多量の血はどうにもならない。

ココはテンション下がりっぱなし。
鼻水だと思ってたら真っ赤な血だったんだから、
そりゃ、びっくりするわな。

ん？まてよ、まさか…。
嫌な予感がして自分の服の背中をチェック。
ゲッ！血、べったりついとるやーん！

悲しいことに、２人とも白っぽい服。
真っ赤な血が映えること、映えること。
スプラッタ親子じゃん…(-。- )

人目を避けるように、本を返却ポストに入れ、
速攻で家に帰ったのは言うまでもありません。

それにしても、図書館に着くまで、
いっぱい人とすれ違ってたんだよねー。
顔面血まみれの子供を乗せた自転車に
気付いた人は、さぞかし驚いたことでしょう。

４人の子供を持つ義姉にこの話をしたところ、
「さすがに私もそんな経験ないわぁ～」
と涙を流して大爆笑。

「子供がいると、とんでもないこと
いっぱい起きるよね～」と義姉。
はい。ほんと、おっしゃる通りです…(-。－；)