かかのひとりごと

ついにやりました…。１６年ぶりのオリンピック出場決定です

緊迫した最終セット。マッチポイントが行ったり来たり。
もう、あまりの緊張で吐きそうになってしまいましたが…。
最後は荻野が決めてくれました！！

試合終了後、植田監督、大の字で床に倒れ込む。(カエルみたい）
起き上がった後、号泣。荻野も号泣。ＴＶの前の私も号泣…(笑）
もう、めちゃめちゃ感動しました！！！

男子がオリンピックに出場できないことが『あたりまえ』という
風潮がすっかり定着してしまって、何年になるでしょう。

Ｗカップや世界選手権などでも、５位以内にすら入れないことも
『いつものこと』という感じになっていました。

正直、今回の大会も厳しいだろうな、と思っていたし、
オリンピックに出場できるなんて、夢にも思っていませんでした。

これまでの大きな大会の予選では、自力での予選通過などほど遠く、
他のチームの勝敗によってはもしかしたら…という可能性しかなく、
しかも結局は予選敗退、ということばかり。

それが今回の大会では、最終戦を待たずして予選突破。
これは、ものすごい快挙です！！

かれこれ２０年以上男子バレーを見つづけてきましたが、
本当に久しぶりに手応えを感じる大会でした。

ただ、まだまだ課題は山積みですねー。
アルゼンチン戦では、サーブレシーブの悪さが目立ちました。
きっちり返せるようにならないと、世界では通用しない。

それに、まだまだメンタル面に不安な部分が大きい。
長年のファンとしては、荻野の活躍はすごく嬉しいんだけど、
荻野に頼りっぱなしなのは、やはりどうかと。

先々のことを考えると、若い選手の中に精神的な柱となる存在が必要。
石島あたりがそうなってくれることを期待したいですね。


でも、今大会で感じたのは、男女共にブロックが抜群によくなったこと。
世界レベルに達してきたのではないでしょうか？

男女共、ブロックに更に磨きをかけ、欠点を克服し、
オリンピックでは素晴らしい戦い振りを見せて欲しいものです♪