1枚で2度おいしい
CDの棚を眺めていたらこんなCDが出て来ました。一般バンドの横綱、土気シビックWO。今回のゲストプレイヤーは村田 陽一。村田 陽一ですよ! 村田 陽一と言えば「古畑任三郎」てくらい、アレンジャーとしてのイメージが強いこの人。やっぱりこの人はトロンボーンを吹いてるのが一番!ジャズ・フュージョンにおいては日本を代表するトロンボーン奏者である彼。そのサウンドは例えるなら、とても上品なチョコレート。甘いんだけど、しつこさがなく、でも後々まで心に残るサウンドです。トロンボーン吹きで言えば、ミッシェル・ベッケに似た感じ。「チェンジ・オブ・カラーズ」と「サマータイム」この2曲でソロを吹いてます。どちらの曲も素晴らしい!の一言。こんな柔らかく、甘く包み込んでくれるトロンボーンもあるんだ・・・と改めて感動すること間違いなし!です。バックをつとめる土気シビックの演奏もこれまた言うことなし!あの超難曲、C.T.スミスの「華麗なる舞曲」に始まるこのCD。一番のおススメは樽屋雅徳のマゼランの「未知なる大陸への挑戦」入学式などの学校行事や、コンサートのレパートリーにもいい曲です。(私的には「サザンオールスターズ・メドレー」もお気に入りですけどね)土気シビックの演奏と村田 陽一のトロンボーン・ソロトロンボーン吹きには1枚で2度おいしいCDでした