テーマ:猫のいる生活(138971)
カテゴリ:ゲボクのつぶやき
あくびと他の猫からの輸血で血小板の状態が正常に戻ったので、トトロの手術が行われた。
獣医さんから、「8歳という年齢を考えると、最悪の事態も考慮してください」と念を押されての手術。 手術開始から2時間ほど、待合室でただただ待つ。 手術の途中で、助手を務めていた先生から呼ばれ、診察室に入り、説明を受ける。 「開腹したところ当初想定していた子宮蓄膿症ではない、と思われます。執刀した副院長も初めて見た、と申しておりまして・・・もちろん、私もこれまでにみたことがありません。」と言うので、頼んで見せてもらった。それが、これ↓ 管のように見えるのが猫の子宮である。卵巣は、子宮の端にあり、血が溜まって袋状になっているあたりにある。ヒトならば、子宮内膜症が卵巣で発生し、チョコレート嚢腫と呼ばれる卵巣嚢腫があるけれど、猫にはヒトや犬にあるような月経はないので、このようなものが発生することはありえない・・・との説明。 そうしていると、手術が終了し、執刀してくれた獣医さんがまた説明してくれた。「これまでに見たことのない症例なので・・・院長に確認してみますが、大学に症例照会してみます。腫瘍ではないようですが・・・。出血は摘出によって完全に収まったので、危機的状況は脱したとみてよいでしょう。」 トトロに会えますか?と聞くと、獣医さんが連れてきてくれた。 獣医さん「普通、8歳の高齢だと麻酔から覚めたかどうだかわからずぼや~っとしているんですが・・・・トトロちゃんはいきなり私に噛み付きましたよ、ははは。これだけ元気がある子も珍しいですよ・・・。これなら元気に回復するでしょう。」 命の恩人にいきなり噛み付いた、やて・・・?!助かって嬉しいけどメッチャ恥ずかしいわ・・・。 (この写真ご覧になった獣医さんで、似た症例ご覧になったことのある方、ご連絡いただけますでしょうか?よろしくお願いします) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ゲボクのつぶやき] カテゴリの最新記事
|
|