お久しぶりです。
徳島県知事 飯泉嘉門氏の差別発言
VIDEO
飯泉知事の不出馬の経緯を巡る会見で、
多動性症候群を揶揄するような差別的な発言が
問題になっています。
ただ、「うろたえる」ことに対して例を出されましたが、
ADHD(注意欠陥多動性障害)は「うろたえる」ではなく
「落ち着きが無い」と表現されるので
間違った認識のように思われます。
ところで、この差別と言う言葉は、元々が仏教用語で
「さべつ」ではなく「しゃべつ」と読みます。
「機根(仏様の教えを理解する能力)の差別」
というように使われ、悪い意味はなく違いを現すだけですが、
今は悪い意味に使われてしまっているのは不本意です。
しばしば、差別発言が問題になって、報道され
発言した本人が追い込まれることがありますが、
これは仏教的にはどうなんだろうと疑問を持ってしまいます。
発言自体は問題ではありますが、指摘された本人が反省して
直していけば十分ではないでしょうか。
もともと、発言自体が問題ではなく、考え方に問題があるわけで、
発言しなければ良いというものではないと私は考えます。
問題発言をした側であっても、過剰に反応されたら
自己防衛せざるを得ず、そこに生まれるのは反省ではなく対立で、
多様性のある優しい社会から遠ざかるような気がします。
さて、この会見のメインテーマは
飯泉知事の不出馬の経緯
実は、この人は自民党現職がいる選挙区に
出馬しようとしていました。
しかも、自民党公認で。
その現職は後藤田正純
大叔父がカミソリと言われた後藤田正晴
配偶者は女優の水野真紀ですが
不倫騒動も起こしている人です。
保守分裂選挙になったら、
野党系の仁木博文有利か?
と思われたのですが・・・
出馬表明する当日になって、
出馬予定の原稿を書き換えて不出馬表明
なんで????
飯泉氏の説明によると、自分が辞めた後の
知事選挙に参議院議員の三木亨が出馬するから
と言うのですが・・・
三木氏は前回参議院の比例区特定枠
(合区になったため、議員を出せない県の
候補者を優遇する)
で当選したため、それを失う(繰り上げ当選者は
徳島県ではない)からそれを避けた
と言うのですが・・・
ただ、その問題は、直前まで判らなかったわけではないので
別の問題があったと考えられる。
飯泉知事は少し前まで、知事でできることには
限界がある。
と言っていたのを手のひらを反すように
コロナの今、知事を投げ出すのは無責任と言いだした。
ところが、その問題を追及しないで
新聞記者は差別発言に飛びついたわけです。
馬鹿か!
結局、不出馬の経緯については追及せずじまい。
皆さんはいかがお考えでしょうか?