なるほどなあ
愛読しているメルマガに「10秒ダイエット」というのがあって、多分若い女性が対象なのでしょうが、非常に含蓄にとんだ言葉にうなる事があります。しばらく前の記事に、僕流に言い換えればこんなことが書いてありました。自分が少しでも良くなっていると感じられているときが最高に幸せなときである。逆にとても辛いのはそうなるための努力を怠っていると自分が感じているときである。つまり、大切なのは現状ではなく、どうあろうとしているのかである。ダイエットの話ですので、平たく言えば、たとえ現状が、目標体重+100kgでも、目標に向かって何かしていれば幸福だし、たとえ現状わずか+5kgでも、ジワジワ悪くなっていると思えば不幸。もっと言えば目標そのものがもてないのが一番不幸。ということでしょうか。胸に響くものがあったので、プリントアウトして時々読み返しています。それで、最近気がついたのが「修行」よりよくなるための努力って、言い換えれば修行ということですよね。修行しているときが一番幸せということになる。辛い事や悲しい事、嫌な事を乗り越えようとするときに、これは修行だと僕はよく思うのですが、そう考えると、こういうできれば避けたいと思うようなことは実はありがたいことなのかもしれないなとふと思ったのです。まあ、それでも避けられるものなら避けたくて、代わりに自ら選んだマラソンとか、ピアノとか、そういう、苦しいけど楽しい修行だけでやっていければありがたいなあとは思うのですが。(笑)